バレンシアのU-21イタリア代表FWパトリック・クトローネが、代表での活躍を喜んだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。
クトローネは今季、ウォルバーハンプトンからフィオレンティーナにレンタル移籍中だったが、今年1月にウォルバーハンプトンに復帰。しかし、それから1カ月も経たないうちに今度はバレンシアにレンタル移籍となった。
クラブを転々としていることもあり、ここまでリーグ戦ノーゴールで出場機会の確保にも苦戦しているクトローネだが、30日に行われたU-21欧州選手権グループB第3節のU-21スロベニア代表戦では2ゴールをマーク。チームの4-0での勝利に大きく貢献している。
イタリア『RAI Sport』のインタビューに応じたクトローネは、難しい時期を過ごしていると認めつつ、キャプテンとして出場したU-21代表戦での勝利を喜んだ。
「長い間、(クラブで)先発出場がなかったから簡単ではなかったよ。でも、いつも最大限のトレーニングをして、チャンスが来たときに備えていた」
「スロベニアのことは過小評価していなかった。そんなことをすれば、大変な事態になるのは分かっていたからね。このチームのキャプテンであることを誇りに思うよ。僕にとって名誉なことだ」
「残念ながら、僕にとって今シーズンは運がなかった。とはいえ、常にベストを尽くしているよ。これは世界最高のスポーツであり、自分の出番がいつか来ることを知っているからね」
「(U-21イタリア代表の)監督には感謝している。いつも僕に信頼を寄せてくれていて、それはとても大きな意味がある。僕はこのチームが素晴らしい組織であり、より大きなことを成し遂げられると確信している」
【動画】バレンシアに加入したクトローネ