★リバプールが今冬に逸材CBカルモ獲得に迫っていた! ブラガ会長が認める
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リバプールが今冬の移籍市場でブラガのポルトガル人DFダビド・カルモ(21)の獲得に迫っていたようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
リバプールが今冬の移籍市場でブラガのポルトガル人DFダビド・カルモ(21)の獲得に迫っていたようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
ブラガの下部組織出身でU-20ポルトガル代表歴もあるカルモは、196cmの左利きの大型センターバック。昨シーズンからトップチームに定着すると、今シーズンはレギュラーとして公式戦21試合に出場している。
屈強なフィジカルを生かした対人の強さに加えて、一定水準のスピードも兼備。さらに、守備的MFでもプレー可能な足元の技術を生かしたフィードにも定評がある。
その逸材DFに関しては今冬の移籍市場でセンターバックの補強に動いていたリバプールが、2000万ユーロ(約26億円)の買い取りオプションを付けた400万ユーロ(約5億2000万円)の有償レンタルをオファーも、ブラガが2500万ユーロ(約32億5000万円)を要求したことで、交渉が破談に終わったとの報道が出ていた。
そして、今回ブラガのアントニオ・サルヴァドール会長は『マルカ』の取材に対して、カルモがマージーサイド行き寸前だったことを認めている。
「我々は可能な限りプレーヤーを維持しようとしてきたが、毎年、売らなければならない」
「例えば今年の1月には、ダビド・カルモがリバプール加入寸前のところまで行っていたが、結局彼を残留させた」
「彼は現在、ケガをしているにも関わらず、スペイン国内にも幾つか興味を持つクラブがいるプレーヤーだ。我々がバランスのとれた予算を組むためには、年間1250万ユーロから1500万ユーロの移籍金を受け取る必要がある」
なお、リバプール行きが実現しなかったカルモだが、レアル・マドリーやマンチェスターの両雄などが獲得に興味を示す逸材であり、近いうちのステップアップが見込まれている。
2021年4月21日(水)6:30