★11季ぶりスクデット奪還のインテルがコンテ監督と契約解消…

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インテルは26日、アントニオ・コンテ監督(51)と双方合意の下で契約を解消したことを発表した。

インテルは今回の契約解消に際して以下のような声明を伝えている。

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インテルは26日、アントニオ・コンテ監督(51)と双方合意の下で契約を解消したことを発表した。

インテルは今回の契約解消に際して以下のような声明を伝えている。

「FCインテルナツィオナーレ・ミラノはアントニオ・コンテ監督との契約の合意解除に達したことを発表する。クラブは史上19度目のスクデット獲得に至った同監督の並々ならぬ尽力に感謝の意を表する。アントニオ・コンテはインテルの歴史にその名を永遠に残すだろう」

2019年夏にインテルの指揮官に就任したコンテ監督は、その卓越した手腕に加え、盟友ジュゼッペ・マロッタ氏主導の下での積極補強が身を結び、就任2年目となった今シーズンは古巣ユベントスの10連覇を阻み、11年ぶりのスクデット奪還に成功した。

しかし、財政難に喘ぎ、一時は給料支払いの遅延やサラリーカット要求などが伝えられたオーナーの『蘇寧グループ』は、新シーズンに向けて経営規模の縮小を図っており、新戦力補強はおろか、主力数名の売却を余儀なくされる可能性も報じられている。

そういった中、ユベントス、チェルシーでもクラブ首脳陣に対する執拗な要求が原因でクラブと袂を分かってきた完璧主義者は、クラブの方針転換に憤りを見せており、今シーズン限りでの退団が決定的と見られていた。

そして、コンテ監督とその代理人は26日、スティーブン・チャン会長らクラブ首脳陣と話し合いを行い、2022年までの現行契約を解消することで合意に至ったという。

なお、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、年俸1300万ユーロ(約17億3000万円)を受け取っているとされるコンテ監督に対して、インテルは700万ユーロ(約9億3000万円)前後の金額を違約金として支払うことになるようだ。

なお、インテルはコンテ監督の後任として、すでに接触が伝えられるラツィオのシモーネ・インザーギ監督(45)、マッシミリアーノ・アッレグリ氏(53)をリストアップしている。

一方、コンテ監督に関してはレアル・マドリー、トッテナムの新指揮官就任の可能性が報じられている。

2021年5月27日(木)2:53

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