★日本がミャンマー10発粉砕で最終予選進出! 南野開幕6戦連発に大迫2戦連続ハットの5発《カタールW杯アジア2次予選》

Getty Images
日本代表が28日にフクダ電子アリーナで行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のミャンマー代表戦を10-0の快勝で飾り、最終予選進出を決めた。

2次予選のグループFをここまで5戦全勝で飾り、首位の日本は勝てば2試合を残して最終予選進出が決まるなか、[4-2-3-1]の布陣を用いて、最後尾に入る川島の前に右から酒井、板倉、吉田、長友を起用。

記事全文

日本代表が28日にフクダ電子アリーナで行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のミャンマー代表戦を10-0の快勝で飾り、最終予選進出を決めた。

2次予選のグループFをここまで5戦全勝で飾り、首位の日本は勝てば2試合を残して最終予選進出が決まるなか、[4-2-3-1]の布陣を用いて、最後尾に入る川島の前に右から酒井、板倉、吉田、長友を起用。遠藤と守田がボランチでコンビを組み、1トップを務める大迫の背後に伊東、南野、鎌田を配置した。

FIFAランキング28位の日本が139位のミャンマーを迎え撃った一戦。格下相手とだけあって、結果と内容も求められる日本は立ち上がりからボールの主導権を握り、ファイナルサードで崩しにかかるシーンが多い展開となると、早い段階でスコアを動かす。

左センターバックの吉田が出した縦パスをトップ下の鎌田が叩いた8分、左サイドハーフの南野がボールを受けてドリブルを開始。鎌田とのワンツーで相手の守りを崩していき、ボックス左から巧みな右足チップキックの技ありシュートでネットを揺らした。

日本は南野の本田圭佑以来となる史上2人目のW杯予選6戦連続弾で勢いづくと、22分にボックス左深くから左サイドバックの長友が何とか左足クロスまで持っていき、ファーサイドに大迫。相手の当たりに負けず、しっかりと頭で合わせ、追加点を奪う。

畳みかける日本は29分、右サイドバックの酒井が鎌田とのワンツーを駆使してボックス右のスペースを突いていくと、相手DFに倒され、PKのチャンスを獲得。キッカーの大迫が相手GKにコースを読まれながら右足でゴール右に決め、ミャンマーを突き放す。

日本のワンサイドゲームになるなか、36分にも右サイドハーフに入る伊東の右足クロスにファーサイドの長友が頭で合わせると、ゴール前の大迫が押し込み、チーム4得点目。3月に行われた前節のモンゴル代表戦に続くハットトリックで大量リードする。

前半のうちに勝負の行方をほぼ決して、後半の頭から植田、室屋を送り出した日本は49分、右サイドからの折り返しを受けたボックス中央の南野が左足シュートに放つと、ゴール前の大迫が右足ワンタッチ。これもネットを揺らして、攻撃の手を緩めない。

さらに、56分に敵陣右サイド深くの室屋が右足で折り返すと、ボックス中央に猛進した守田が左足で合わせてゴール。62分の原口投入から4分後にも遠藤のボール奪取を起点にバイタルエリア中央で大迫の縦パスを受けた南野が鋭いターンからの左足シュートを決めた。

終始ペースを握る日本は残る交代枠で橋本、浅野も送り込むと、84分に鎌田、88分に大迫がさらにゴールを重ねていき、90分に板倉がA代表初ゴールで仕上げのチーム10得点目。2試合連続二桁得点の日本が6連勝を飾り、2次予選突破を果たしている。

日本代表 10-0 ミャンマー代表
【日本】
南野拓実(前8、後21)
大迫勇也(前22、前30[PK]、前36、後4、後43)
守田英正(後11)
鎌田大地(後39)
板倉滉(後45)

2021年5月28日(金)21:15

mixiチェック
LINEで送る
戻る
© livedoor