★スペイン・ポルトガル、100周年となる2030年のW杯共同開催に立候補

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スペインとポルトガルが2030年のワールドカップ(W杯)開催地に共同で立候補することを正式に発表した。

5日に両国代表による国際親善試合が行われた。

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スペインとポルトガルが2030年のワールドカップ(W杯)開催地に共同で立候補することを正式に発表した。

5日に両国代表による国際親善試合が行われた。今回は初めて両代表が対戦した1921年12月18日から100周年を記念した式典が試合前に催され、その場でそれぞれの首相が協定書に署名した。

0-0に終わった同試合には両サッカー連盟の会長も出席したなか、スペインサッカー連盟のルイス・ルビアレス会長は「ポルトガルとスペインの成功は国際サッカー連盟(FIFA)の成功でもある」と主張。また、ポルトガルサッカー連盟のフェルナンド・ソアレス・ゴメス・ダ・シルバ会長は「2030年のワールドカップがイベリア半島で開催されるように努めるつもりだ」とコメントした。

FIFAは2030年のW杯開催地を2024年に決定する予定で、現段階でイギリスとアイルランドの2カ国、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ、チリの4カ国、ルーマニア、ギリシャ、ブルガリア、セルビアの4カ国もそれぞれ共同開催での招致を検討している。加えてモロッコも単独での開催を招致する予定だ。

なお、スペインとポルトガルの共同開催が実現すれば、スペインでは48年ぶり、ポルトガルでは初のW杯開催となる。また、2030年は第1回となった1930年のW杯からちょうど100年目であり、節目の大会となる。

2021年6月5日(土)16:57

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