★先発デビューで1アシストの坂元達裕、「まだまだ足りない」と貪欲にC大阪でもアピール誓う

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日本代表のMF坂元達裕(セレッソ大阪)が、キルギス代表戦を振り返った。

日本代表は15日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選でキルギス代表と対戦した。

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日本代表のMF坂元達裕(セレッソ大阪)が、キルギス代表戦を振り返った。

日本代表は15日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選でキルギス代表と対戦した。

この試合で先発デビューを果たした坂元は、2列目の右でプレー。90分間のフル出場を果たした。

序盤から積極的に仕掛けを見せた坂元は、縦への突破やカットインからのクロスなど、多彩な攻撃を披露。また、セットプレーでのキッカーも務め、72分には右CKから佐々木翔のゴールをアシスト。チームの5-1での勝利に貢献した。

試合後、オンラインのメディア取材に応じた坂元は、自身のプレーについて「押し込む時間が長い中で、自分入った位置で仕掛けられるタイミングがあれば仕掛けようと思ったので、そこはチャレンジできたなと思います」とコメント。「1アシストですが、まだまだゴールを取れたと思いますし、満足はしていないです」と語り、結果には満足できないと語った。

ゴールに向かった積極的なプレーはドリブル突破やクロスだけでなく、セットプレーでも見られ、あわやゴールというシーンも。「とにかく点に関わりたいと思っていたので、ゴールに直結するボールを蹴りました」と語り、ゴールとアシストを目指していたと語った。

今回の合宿が初の日本代表活動となった坂元。手応えについては「練習の中でも色々勉強になる部分はあります」とコメント。また「試合で90分戦えたのは自分にとって自信になりました」と、トレーニングで刺激を受けつつ、最後の試合でフル出場を果たしたことが自信になったようだ。

自身の特徴を最後のアピールの場で出せた坂元。9月の最終予選へはサバイバルが待っているが「まだまだアピールが足りないと思いますし、チームに戻ってアピールしないといけないと思います」と語り、この先はC大阪でもアピールを続けたいとコメント。また、伸ばしたいところについては「目に見えるゴールが取れなかったので、そこが一番大事かなと思っています」とし、ゴールという結果を求めていきたいと語った。

左利きとしての特徴を生かしたいと語っていた部分については「カットインしてクロスだったりはゴールにつながらなかったですが、チャンスは作りました」と一定の手応えを感じている様子。ただ「もっともっとカットインしてゴールを目指せれば良かったですが、まだまだです」と足りていないと感じているようだ。

また、海外組との強度の差があると合宿当初に語っていた坂元。「練習の中で意識して、徐々に慣れるというか、チームに合わせられるようになってきていると思うので、そこはチームに戻っても、もっともっと自分で工夫できればと思います」と語り、日本代表で感じた強度を、C大阪でも出したいとした。

さらにフィジカル面にも課題を感じたようで「レベルが高くなるにつれてフィジカルの強さも上がってくると思いますし、そこで倒れずにプレーするのはまだまだ自分に足りないところです。もっとトレーニングして強くなっていかなければと思います」と当たり負けしない部分を鍛えたいと語った。

2021年6月15日(火)23:00

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