★シティ移籍の可能性高まるグリーリッシュにOBが同情「少し気の毒に感じている」
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かつてマンチュエスター・シティとアストン・ビラに所属した元イングランド代表MFのガレス・バリー氏が、イングランド代表MFジャック・グリーリッシュ(25)の去就について語った。イギリス『ミラー』が伝えている。
かつてマンチュエスター・シティとアストン・ビラに所属した元イングランド代表MFのガレス・バリー氏が、イングランド代表MFジャック・グリーリッシュ(25)の去就について語った。イギリス『ミラー』が伝えている。
昨シーズン、アストン・ビラで公式戦27試合出場7ゴール12アシストの成績を残したグリーリッシュは、イングランド代表の一員としてユーロ2020にも参加。5試合に出場し2アシストの成績を残しており、チームの準優勝に貢献した。
こうした活躍を受け、グリーリッシュにはビッグクラブから高い関心が寄せられることに。その中でもシティは獲得に真剣な姿勢を見せ、7月30日に移籍金1億ポンド(約152億5000万円)のオファーを打診したと報じられている。
一方で、グリーリッシュとアストン・ビラは昨年9月に契約を更新。2025年まで契約は残っていることもあり、本人がどのような決断をするか注目されているが、現役時代にアストン・ビラからシティへ移籍した経歴を持つバリー氏は、自身の経験からグリーリッシュは現在深く悩んでいるはずだと語った。
「ジャックの移籍は、私の過去を思い出すね。私は彼の頭が現在どういう状態か知っている。そしてそれは、とても難しい決断になると思う」
「彼はビラを愛している。チームのサポーターでもあり、彼の家族も皆がそうだ。彼の頭は今混乱しているだろうし、本当に難しい決断になるだろう。私がそうであったように、彼も長い間ビラにすべてを捧げてきたんだ」
「今が退団に適した時期だと感じているのか、それとももう1シーズン待ってもいいと思っているのか、彼の考えは私にはわからない。人生は何が起こるかわからず、物事は変わるものだ」
「ビラのファンとしては、彼にもう1年残ってもらいチームが何を成し遂げられるか見てみたいと感じているだろう。そしてシティのファンとしては、彼が今来てくれることを望んでいるはずだ」
「ジャックはまだ成長しており、自分のゲームをもう一つ上のレベルに引き上げることができる。これは大きな決断となるが、私は記憶がよみがえってくるにつれ、今の彼を少し気の毒に感じているよ」
2021年8月3日(火)13:33