スウェーデン女子代表DFマグダレーナ・エリクソンが東京オリンピックの決勝戦への意気込みを語った。スウェーデン『fotbollskanalen』が伝えている。
準決勝でオーストラリア女子代表を下し、2大会連続の決勝進出を決めたスウェーデン。前回大会は銀メダルに終わり、今大会に懸ける想いは強い。
センターバックのエリクソンはチェルシーでプレーしているが、決勝で当たるカナダ女子代表MFジェシー・フレミングとはチームメイトだ。試合前にも連絡を取り合っていた仲だというが、実際に当たることになって驚きだと話した。
「ジェシーとは実際に連絡を取りました。一緒にプレーしてまだ1年ですが、その間にとても親しい友達になりました。とても謙虚で素敵な女の子で、私と同じような興味を持っているので、お互いにうまくやれています」
「グループステージの後で決勝で会えたらって手紙を書きました。ちょっと冗談めかしてはいましたが、選手村で会ったとき、実現しちゃったねって笑い合いました」
「その瞬間(決勝戦)を彼女と共有するのはとても楽しいでしょう。彼女はチェルシーでのプレー面で厳しい年を過ごしましたが、毎日トレーニングに励んでいて素晴らしい選手であると知っています」
フレミングの実力を認識しているだけに、注意が必要だと述べたエリクソン。だがやはり、最も警戒すべきはFWクリスティン・シンクレアだという。
「シンクレアは300以上の国際試合をプレーし、素晴らしい経験の持ち主で、カナダの素晴らしいリーダーです。注意を払う必要がありますね」
「2年前のワールドカップ(W杯)ラウンド16で、カナダと対戦(1-0で勝利)するのが難しいチームだと覚えています」
「苦戦したのををはっきりと覚えています。対戦するのは難しいチームで、日本と同様に失点が少ないですよね。多くのチャンスを作れない可能性もあります。私たちとはとてもよく似ていて、お互いのために一生懸命にハードワークし、均質で謙虚でもあります。本当に難しい試合になるでしょう」
【写真】決勝進出を喜ぶエリクソンとチームメイトのロッカーでのセルフィー