★オーストラリア、2030年or2034年のW杯開催地に立候補へ

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オーストラリアサッカー連盟(FFA)は12日、2030年か2034年のFIFAワールドカップ(W杯)開催地に立候補する計画を立てていることを明かした。『AFP通信』が伝えている。

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オーストラリアサッカー連盟(FFA)は12日、2030年か2034年のFIFAワールドカップ(W杯)開催地に立候補する計画を立てていることを明かした。『AFP通信』が伝えている。

オーストラリアは2022年のW杯招致に向けて、4500万オーストラリアドル(約36億6000万円)を投じたが、最終投票の結果、カタールに僅差で敗れていた。

しかし、2023年女子W杯をニュージーランドと共催し、2032年にブリスベンで夏季オリンピックの開催が決定したことを受け、2030年か2034年のW杯開催地に再び立候補することを決断した。

FFAで最高経営責任者(CEO)を務めるジェームズ・ジョンソン氏は、2015年に女子W杯を開催し、2026年にアメリカとメキシコとの共催でW杯を開催するカナダ、2014年にW杯を開催し、2016年にリオデジャネイロ五輪を開催したブラジルを引き合いに出し、2030年か2034年のタイミングでW杯を開催することが最適なものであると主張している。

「我々は2023年に素晴らしい大会(女子W杯)を主催する」

「ゲームのためにレガシーを引き継いでいくつもりだが、それをもっと有効に活用しなければならないし、それをうまく進めていくことで、より多くのFIFA大会に向けての足がかりにできるかもしれない」

「そして、それには流れがある。2015年に女子ワールドカップを開催したカナダはその11年後にアメリカ(とメキシコ)と共に男子ワールドカップを開催する予定だ。ブラジルは2014年にワールドカップを開催し、2016年にオリンピックを開催した」

なお、ジョンソン氏は2022年W杯が同じアジアサッカー連盟(AFC)に属するカタールで開催され、2026年大会がアメリカ、カナダ、メキシコの共催となることから、2030年大会はヨーロッパか南米での開催を予想。そのため、2034年大会の開催がより現実的であると考えているようだ。

2021年8月12日(木)17:35

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