★イングランド代表への人種差別をFIFAが調査…ハンガリーはユーロでも同様の行為で無観客処分が確定も再び

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国際サッカー連盟(FIFA)は、2日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選のハンガリー代表vsイングランド代表の試合を調査するようだ。

この試合では、イングランド代表が0-4で勝利していたが、イングランド代表の選手に対して人種差別的な虐待行為が確認されていた。

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国際サッカー連盟(FIFA)は、2日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選のハンガリー代表vsイングランド代表の試合を調査するようだ。

この試合では、イングランド代表が0-4で勝利していたが、イングランド代表の選手に対して人種差別的な虐待行為が確認されていた。

イギリス『BBC』によれば、対象となっていたのはドルトムントのMFジュード・ベリンガムとマンチェスター・シティのFWラヒーム・スターリングとのことだ。

ハンガリーでは、ユーロ2020の試合で人種差別やその他の差別行為が確認されており、欧州サッカー連盟(UEFA)管轄の試合で3試合を無観客で行う処分が下されていた。

しかし、W杯予選はFIFAの管轄下であったために観客が入っていたが、再び差別行為が起きてしまった。

FIFAは「適切な行動をとる」とし「あらゆる形態の人種差別や暴力を強く非難し、サッカーにおけるそのような行動に常に明確なゼロ・トレランス(一切の行為も許さず処分を下すこと)のスタンスを持っている」と述べている。

イングランド代表の選手たちは、人種差別に抗議するため、試合前にヒザをついていたが、これにはブーイングが浴びせられていた。

試合中には紙コップやボトルが投げ込まれ、3点目が決まった時には発炎筒も投げ込まれていた。

なお、イギリスのボリス・ジョンソン首相もこの件について自身のツイッターで投稿。激しく非難した。

「これは完全に受け入れられない。イングランド代表は昨夜、ハンガリーで選手たちが人種差別虐待を受けた」

「私はFIFAに対し、この種の不名誉な行動が試合から永久に根絶されることを確実にするため、責任者に対して強力な行動をとることを促す」

FIFAの調査次第となるが、UEFAに下されたものと同等の処分が下る可能性はたかそうだ。

【動画】ハンガリーサポーターが取り押さえられ、投げ込まれたものも…(3:25〜)



2021年9月3日(金)19:35

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