★森保一監督、教訓を胸に中国戦必勝を期す 「もっと選手たちに意思統一できる絵を」

©超ワールドサッカー
日本代表の森保一監督が教訓を胸に必勝を期した。

今月の代表ウィークからいよいよ始まったカタール・ワールドカップ(W杯)のアジア最終予選だが、森保ジャパンは厳しい船出に。

記事全文

日本代表の森保一監督が教訓を胸に必勝を期した。

今月の代表ウィークからいよいよ始まったカタール・ワールドカップ(W杯)のアジア最終予選だが、森保ジャパンは厳しい船出に。2日に行われた初戦はFIFAランキング24位の日本が79位のオマーン代表をホームに迎え撃っての一戦だったが、攻め崩しの一手を欠き続け、終盤の失点で0-1の敗北を喫した。

カタールのドーハに飛び、7日の第2戦で中国代表戦に臨む森保監督はオンライン取材で「これまでと違った強度があるので、さらに1戦目の結果を踏まえても上げていかなければならない」と巻き返しを睨む。そのなかで、第2戦に臨むにあたり、黒星スタートを受けた選手へのアプローチに言及した。

「戦術面、メンタル面、体力面という準備になるが、海外組が多く、体力面やフィットネスの部分で彼らが本来持っている100%ではないなかで、現状の100%を出して戦う、どう戦術に生かしていくかをオマーン戦の反省として伝えた」

また、「与えられた準備期間のなかで、ギャップを埋めるという部分でもっと選手たちに意思統一できる絵を持たせてあげることをもっとやらないといけなかったという反省の思いがあり、選手たちにもそう伝えてある」と自身の反省点を続け、そうした教訓を胸に刻み、立ち向かう必要性を説いた。

「最終予選の厳しさは覚悟しており、そこを勝ち抜いてW杯に進むと思っているが、相手があってこそのチーム。相手は日本のことを分析してきて、モチベーションも高く、死に物狂いで挑んでくるなかで、その上を行く準備をしないといけない」

71位とはいえど、帰化選手も擁して侮れない相手となる中国については「個の能力が非常に高い。プラス、チームとしてシステマチックに可変して相手を攻略しようとする戦術を持っていると思う」と話す。日本サッカーで今も語り継がれる“悲劇の地”ドーハが舞台となるが、巻き返しなるか。

2021年9月6日(月)18:30

mixiチェック
LINEで送る
戻る
© livedoor