★イランが攻撃陣躍動で2連勝! 韓国が初白星《カタールW杯アジア最終予選》

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カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のグループA第2節が7日に行われた。

イラク代表vsイラン代表は、アウェイのイランが0-3で快勝した。

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カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のグループA第2節が7日に行われた。

イラク代表vsイラン代表は、アウェイのイランが0-3で快勝した。

初戦で韓国とドローに終わったイラクと、シリア代表を相手に白星スタートを飾ったイランによる一戦。試合は地力で勝るアウェイチームがいきなり先手を奪う。開始3分、左サイド深くに抜け出したタレミからの正確なクロスをファーに飛び込んだジャハンバクシュが頭で合せ、2試合連続ゴールとした。

幸先よくリードを手にしたイランは以降も相手を押し込んでいく。32分には右サイドを崩し、最後はボックス中央のアズムンが鋭いシュートを枠の右隅に飛ばすが、これはGKの好守に阻まれた。

一方、1点ビハインドで折り返したイラクも後半立ち上がりに決定機を創出。47分、相手陣内左サイドで得たFKの場面でニアでアイメン・フセインが頭で触ったボールをゴール前のモハナド・アリが頭で押し込むが、これはモハナド・アリのオフサイドを取られた。

その後は膠着状態がしばらく続いたが、後半先にゴールをこじ開けたのはやはりイラン。69分、自陣深くでのロングカウンターから右サイドのハーフウェイライン付近で縦に仕掛けたアズムンが中央でロングスプリントを見せるタレミへ浮き球のパスを送る。滞空時間の長い難しいパスを絶妙なタッチでコントロールし、スピードを落とさずにボックス内まで持ち込むと、最後はGKの股間を抜く技ありのシュートで決め切った。

その後も危なげなく試合を運ぶイランは試合終了間際の90分にはカウンターから途中出場のゴリザデがトドメの3点目を奪い、勝負あり。自慢の攻撃陣が存在感を放ったイランが3-0の快勝で予選2連勝を飾った。

また、グループ大本命の韓国代表は、レバノン代表と対戦し、1-0の勝利を収めた。

エースのソン・フンミンが負傷欠場となった韓国だが、GKにキム・スンギュ(柏レイソル)、DFにキム・ヨングォン(ガンバ大阪)とJリーガー2名がスタメン出場。

試合は韓国ペースで進むもゴールレスでの折り返しに。それでも、ホームの韓国は60分、自陣からボールを繋ぐと、左サイドを抜けたファン・ヒチャンがダイレクトでグラウンダーのクロス。これをクォン・チャンフンがニアに走り込んで蹴り込み、先制する。このリードを最後まで守り切った韓国が今予選初勝利を手にした。

なお、シリア代表vsUAE代表は、1-1のドローに終わっている。

イラク代表 0-3 イラン代表
【イラン】
ジャハンバクシュ(3分)
タレミ(69分)
ゴリザデ(90分)

韓国代表 1-0 レバノン代表
【韓国】
クォン・チャンフン(60分)

シリア代表 1-1 UAE代表

2021年9月8日(水)4:54

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