★「素直に今日は勝ちを喜びたい」決勝ゴールの大迫勇也、追加点なしを反省「勝ち点3への思いがあり過ぎた」

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日本代表のFW大迫勇也(ヴィッセル神戸)が、中国代表戦を振り返った。

7日、日本はカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第2戦で中国代表と対戦した。

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日本代表のFW大迫勇也(ヴィッセル神戸)が、中国代表戦を振り返った。

7日、日本はカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第2戦で中国代表と対戦した。

初戦のオマーン代表戦をホームで0-1と落としている日本。必勝で臨んだ一戦は、序盤から日本が主導権を握り攻め込む展開となる。

[5-3]のブロックを作りなかなか崩させない中国だったが、40分に右サイドを伊東純也が突破。そこからクロスを上げると、大迫が合わせてゴール。この1点を守り切り、0-1で勝利を収め、最終予選初白星を飾った。

試合後、メディアのオンライン取材に応じた大迫は、中国戦の勝利を受けた心境を語った。

「難しい試合でしたし、ただの1試合じゃなくて最終予選となると硬さも出るし、初戦負けていた中での試合だったので、素直に今日は勝ちを喜びたいと思います」

「まだまだ改善点はありますが、この勝ち点3でチームが来月勢いに乗れればと思います」

得点シーンについては「あれだけ相手が引くと、我慢の時間帯が続くと考えていましたし、もどかしい時間は続きましたが、焦らず、相手の方がしんどかったと思います」と語り、「焦らずチャンスをしっかり決め切ろうと考えていました」と、狙いすましたゴールだったようだ。

一方で追加点を奪えなかった日本。「初戦を落としているので、チームとしては勝ち点3を絶対取りたいという思いがあり過ぎたとも思いますし、そこは課題であることは間違いないです」とコメント。「ただ、この勝ち点3で相手はサウジですけど、プレッシャーかけられると思いますし、上に立つこともできるので、今日の勝ち点3はポジティブにやっていければと思います」と、次の試合に繋がる結果になったと語った。

次の2試合は非常に重要な一戦。連勝が求められるが「僕自身も神戸で結果を出さないと呼ばれないと思っているので、危機感を持ちながら、自分のプレーを出していきたいと思っています」とコメント。まずはチームで高いパフォーマンスを出す必要があるとした。

オマーン戦では多くの選手がメンタリティと準備を課題に挙げた。大迫もそこは感じていたようで、経験者としてしっかりと振る舞っていたようだ。

「とにかく最終予選に対しての観客の制限もありましたし、声援も送れないという独特な雰囲気がなかったので、しっかりと経験ある選手が締めなければいけなかったですし、フワッと入ってしまったというのが一番の敗因だと思っています」

「無観客でしたが、今回はしっかりそこをチームで持てるように考えていました」

そのオマーン戦では中央を締められて縦パスも入らなかったが、今日は何度も良い形が生まれた。

「縦パスは、ピッチコンディションが初戦は良くなかったので、中々比較はできないですけど、縦パスを入れないと何も起きないし、そこで取られても取り返せば良いです」

「(遠藤)航はトレーニング中も見てくれて、常に見てくれていたので、そこは続けていかなければいけないかなと。あとはそこからもっとチームの形を出していければと思います」
9月8日 6:47

2021年9月8日(水)7:25

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