★3大会連続ゴールの本田圭佑は2年に1度のW杯開催に賛成、反対意見には「気持ちは分からないでもないんですが…」

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本田圭佑が、話題となっているワールドカップ(W杯)開催の変更について言及した。

国際サッカー連盟(FIFA)は、現在4年に1度の開催となっているW杯に関して、将来的に2年に1度の開催に変更するプランを立てている。

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本田圭佑が、話題となっているワールドカップ(W杯)開催の変更について言及した。

国際サッカー連盟(FIFA)は、現在4年に1度の開催となっているW杯に関して、将来的に2年に1度の開催に変更するプランを立てている。

このプランは、今年5月にサウジアラビアが初めて提案した構想。FIFAもこれに賛同し、元選手であるマイケル・オーウェンやヤヤ・トゥーレなどを起用して支持を表明し、ジャンニ・インファンティーノ会長は実現可能性を探っている段階だ。

また、アーセナルで長年指揮を執り、現在はFIFAの育成部門のメンバーであるアーセン・ヴェンゲル氏も支持することを表明。着々を計画遂行に向かって進んでいる状況だ。

一方で、欧州サッカー連盟(UEFA)のアレクサンデル・チェフェリン会長は猛反対。W杯の価値や選手の夏の過ごし方の問題について言及していた。

「ワールドカップという宝石は、その希少性ゆえに価値がある」

「2年に1度の開催では、正統性が失われ、ワールドカップそのものが希薄になる、全てのものには適切な期間があり、代表チームも食らうタガートも、その物理的・商業的な期間を十分に活用している」

「彼らは夏の期間を、リラックスしたり、回復したりするために使われるのではなく、大会のために使われることは必要としていない」

具体的な計画の全貌は出ていないが、着実に話が進んでいる中、本田は自身の主張をツイッターで綴り、2年に1度の開催に賛成。「ワールドカップを2年に1回の開催。運営の大変さはあるとは言え、賛成」としていたが、希少性を求めるなら8年に1回でも良いと改めて投稿した。

「W杯は4年に1回やから価値があるという反対意見。気持ちは分からないでもないんですが、そこは慣れの問題やと思ってます。それなら別に8年に1回の方が価値があるからとそうしよう!となったっていいわけで」

2010年、2014年、2018年と3度のW杯に出場し、3大会連続でゴールを決めている本田。2年に1度であれば、希少性は下がっても、選手として出場できる回数は増えることとなる。

本田が言うことも一理ある一方で、2年に1度の難しさやデメリットもある状況。ユーロやコパ・アメリカなどの大陸一を決める大会にも影響が出るが、どうなるだろうか。

【動画】本田圭佑がワールドカップ3大会で決めた全ゴール





2021年9月9日(木)14:50

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