パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールが、リスペクトを受けていないと訴えた。『ESPN』が伝えた。
9月のカタール・ワールドカップ(W杯)南米予選でもブラジル代表の一員として戦ったネイマール。アルゼンチン代表戦が試合開始直後に中止となるアクシデントもあったが、チリ代表、ペルー代表との2試合を戦いフル出場。ペルー戦では1ゴール1アシストを記録し、連勝に貢献した。
ペルー戦でのゴールで、ネイマールはブラジル代表として113試合に出場し69ゴールを記録。さらに、W杯予選では通算12ゴールとし、ジーコやロマーリオを抜いて、歴代1位に躍り出ることとなった。また、ペルー戦のアシストにより、アシストも51とするなど、ここまで大きく貢献している。
偉大な記録を達成したネイマールだが、一部のファンからは太り過ぎだと厳しい指摘がなされたが、ペルー戦のゴール後にはユニフォームを捲り上げて引き締まった腹筋を披露していた。
そのネイマールだが、自身が残している結果とは裏腹に、ブラジルのファンやメディアからは全くリスペクトを受けられていないと苦言。これ以上何をして良いのか分からないと注文をつけた。
「みんながネイマールをリスペクトしてくれるために、このシャツで他に何ができるのかわからない」
「僕はいつもチームが最も重要だと言ってきた。W杯予選で得点王になれたこと、ブラジル代表のシャツを着て、最高のアシストをしたこと、そして全てが上手くいけば、ペレを追い越すことができることをとても嬉しく思っている」
「これは普通ではない。レポーターやコメンテーター、そして他の人たちからもずっと続いていることだ。インタビューに応えたくないこともあるけど、大事な時には自分の役割を果たす」
【写真】ファンやメディアからの“太り過ぎ”という指摘にネイマールがアンサー