★公式戦4試合連続ドローのビジャレアル、エメリ監督は試合内容称賛 「観客にとっては素晴らしい試合」
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ビジャレアルのウナイ・エメリ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)でのドローを振り返った。スペイン『マルカ』が伝えている。
ビジャレアルのウナイ・エメリ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)でのドローを振り返った。スペイン『マルカ』が伝えている。
ビジャレアルは14日に行われたCLグループF第1節でアタランタと対戦。開始早々に失点を許す苦しい展開となるが、39分にMFマヌエル・トリゲロスがボレーシュートを叩き込み追いつくことに成功。73分には途中出場のアルノー・ダンジュマのゴールで逆転に成功したが、83分に同点とされると直後にMFフランシス・コクランが退場したことも響き、そのまま2-2のドローとなった。この結果、ビジャレアルは公式戦4試合連続ドローとなっている。
試合後のインタビューに応じたエメリ監督は、好試合を披露した両チームを称賛。そのうえで、同組のマンチェスター・ユナイテッドがヤング・ボーイズに敗れたことで混戦模様となりそうなグループを勝ち抜きたいと意気込んだ。
「素晴らしい試合だった。両チームのファンや中立の人たちを幸せにできたと思うし、評価されるべきものだろう。そして我々は、その中でどのように競争して、より良い結果を出していくかだと思う。一進一退の結果に苦しみながらもプロとして感じるのは、レベルの高いサッカー、才能、フィジカルの強さだ」
「両チームにとって引き分けは物足りないと思うが、観客にとっては素晴らしい試合になったと思う。最初の20分で難しい試合になることを予感させ、ドラマチックな雰囲気さえあった。我々はそこから立ち直り、チャンスを作り、同点に追いついた」
「後半の我々はより自信を持ち、楽観的だったと思う。2-1となったゴールが我々を刺激して、3点目を決めるチャンスもあった。ただ、あのような攻撃と守備を繰り返す相手チームに対しては、90分間でどのようにプレーすべきか考える必要がある。同点に追いつかれた後の退場も痛手だったね。それでも、ラストプレーで勝つことができたかもしれない」
「今日はとてもいい日になった。チームで進めているプロセスについては、誇りに感じている。このグループはヤング・ボーイズがマンチェスター・ユナイテッドに勝ったことで複雑になった。とはいえ、このグループの興味とモチベーションを高めるすべての要因になるだろうね。そしてそれが、我々の努力を倍加させていく」
「ヤング・ボーイズがリードしているからといって何かが変わるわけではないが、残り5試合の時点で優勝候補が最下位にいる。ヤング・ボーイズがモチベーションを高めて試合に臨むことを考えると、グループでのチャンスは小さくなるだろう。そして、グループのタフさも増すはずだ」
2021年9月15日(水)15:25