★FIFA、今月末にW杯開催を含めた国際試合のカレンダーを議論

Getty Images
国際サッカー連盟(FIFA)は、9月30日にオンラインサミットを開催。男女の国際試合のカレンダーについての議論を行うと発表した。

記事全文

国際サッカー連盟(FIFA)は、9月30日にオンラインサミットを開催。男女の国際試合のカレンダーについての議論を行うと発表した。

予てから噂されているワールドカップ(W杯)の開催間隔に関してもこのサミットで議論されるとのことだ。

現在のサッカー界で大きな話題となっているのが、W杯の開催年に関する問題。現行は4年に1度の開催となっているが、これを2年に1度の開催にしようという動きが起きている。

このプランは、今年5月にサウジアラビアが初めて提案した構想。国際サッカー連盟(FIFA)もこれに賛同し、元選手であるマイケル・オーウェンやヤヤ・トゥーレなどを起用して支持を表明し、ジャンニ・インファンティーノ会長は実現可能性を探っている段階だ。

一方で、欧州サッカー連盟(UEFA)のアレクサンデル・チェフェリン会長は猛反対。また、南米サッカー連盟(CONMEBOL)は反対。サウジアラビアも加盟するアジアサッカー連盟(AFC)は賛成と、意見が大きく分かれている状況だ。

FIFAによれば、現在使われている国際サッカーのカレンダーに関して、女子は2023年の終わりまで、男子は2024年に終わることになっており、その先の議論が行われることになる。

男子のW杯は、現在予選が行われているカタールで2022年11月に開催。その後、2026年にカナダ、アメリカ、メキシコの3カ国共催という点まで決定している。

一方の女子は、2023年にオーストラリアとニュージーランドでの共催が決定。その後は未定となっている。

なお、この国際カレンダーを検討するテクニカルアドバイザリーグループは、元アーセナル指揮官のアーセン・ヴェンゲル氏とアメリカ女子代表を率いて2度の女子W杯を制したジル・エリス氏が率いるという。

また今後、オープンな状況で様々な議論を行って決定していくこととなり、ファンを含む利害関係者とも議論を行うとのこと。FIFAが行った調査では、ファンは現状維持を望んでいるという声が多いようだが、果たしてどんな結末を迎えるだろうか。

2021年9月20日(月)22:10

mixiチェック
LINEで送る
【関連ニュース】
「僕は狂っていた」2度の刑務所、暴行、ギャンブル依存、器物破損…「ワンダーキッド」と呼ばれたFWが復活を願う「もう一度サイコロを振ってみる」
即時解雇を求められているテン・ハグ監督、クラブはその気無し? FAカップ決勝を含む4試合を任せる理由
今夏開催35歳以上のW杯、内田篤人氏が考える日本代表の仮想メンバーは?「空気の読める人を」…適任者に難しいと感じる人も
「グリーンウッドvsベリンガム」ラ・リーガで22年ぶりに実現したのは…
「プレミアで絶対的な存在になれる」サラーの後継者候補にリバプールOBが期待「今は意見のわかれる選手だが…」
戻る
© livedoor