★格下相手にEFL杯敗退のエバートン…指揮官も結果に落胆 「勝利に値する試合だったと思う」

Getty Images
エバートンのラファエル・ベニテス監督が、EFLカップ(カラバオ・カップ)敗退を嘆いた。クラブ公式サイトが伝えている。

記事全文

エバートンのラファエル・ベニテス監督が、EFLカップ(カラバオ・カップ)敗退を嘆いた。クラブ公式サイトが伝えている。

21日に行われたEFLカップ3回戦でQPRと対戦したエバートン。前半のうちに相手FWチャーリー・オースティンに2ゴールを許す苦しい展開となったものの、追いつく形で試合はPK戦に突入。互いに7人目まで全員成功させた中、エバートンは8人目のキッカーであるMFトム・デイビスが外してしまい敗北となった。

これでエバートンは格下相手に3回戦で早くも敗退。試合後のインタビューに応じたベニテス監督は、パフォーマンスは悪くなかったと振り返りつつ、結果だけを得られなかったと嘆いた。

「私はとても失望している。ただ、それは明日までだ。次の試合に向けてすでに取り組み始めてもいるよ。今日と同じように仕事をして、同じような姿勢でいれば改善されていく。そして少しずつチームが安定して、より強固になっていくはずだ」

「今季を全体的に見れば、私はとても幸せだと思っている。アストン・ビラ戦では9分、今日は2つ、3つの場面で良くないプレーがあったが、それはチームが非常にうまくいっているからだ。もちろん、我々はいつだってもう少しうまくやりたいと思っているがね」

「前向きに考えなければならない。とはいえ、こうした試合には勝つ必要があったため、本当にがっかりしている。アタッキングサードでの正確さや、自分たちが望むようなディフェンス以外では、勝つため必要なことをすべて発揮していたのだ」

「アタッキングサードでのチャンスをものにできなかったのは残念であり、失点は避けられたかもしれない。ただ、PK戦では若い選手を含む全員がやるべきことをやったから、全体的には残念な結果だ。勝利に値する試合だったと思うよ」

また、ベニテス監督はチームの課題として、安定感に欠ける守備を指摘。全員の守備意識がより高まれば、勝利の回数も増えていくはずだと語った。

「我々は守備と攻撃の両方を鍛えなければならない。通常、改善が難しいのは選手の質に左右される攻撃面だと思うが、我々はチャンスを作れてはいるから、きっとゴールを決められるようにもなるだろう」

「しかし、守備では周りで何が起こっているかをもっと意識して、チームとして守る意識を徹底する必要がある。守備面を強化すれば、試合に勝てる可能性も出てくるはずだ」

2021年9月22日(水)15:54

mixiチェック
LINEで送る
【関連ニュース】
ニューカッスル、生え抜きDFダメットやMFリッチー、元ドイツ代表GKカリウスら5選手の退団を発表
セルタが3月解任のベニテス前監督との契約終了で合意
ベニテス解任のセルタ、Bチームを指揮していたヒラルデス氏を暫定指揮官に任命
セルタがベニテス監督を解任、降格圏と2ポイント差の17位に低迷
「ベニテス、出ていけ」低迷続くセルタ、ベニテス監督の解任を要求する声が大きくなり続ける
戻る
© livedoor