★「空気感が全て」2試合に向けた意識についてDF酒井宏樹「狙って引き分けになるようなことは起こらない」
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日本代表は5日、サウジアラビアのジッダでカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に向けた活動2日目を迎えた。
前日に全選手がチームに合流。
日本代表は5日、サウジアラビアのジッダでカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に向けた活動2日目を迎えた。
前日に全選手がチームに合流。PCR検査でも全選手の陰性が確認され、5日のトレーニングからは全員が参加できる状態となった。
合宿2日目のトレーニングの前にDF酒井宏樹(浦和レッズ)がメディアのオンライン取材に応対した。
2019年1月のアジアカップでサウジアラビアと対戦している。酒井は当時の印象について「テクニカルな選手も多くて、オーガナイズされたチームだったと思います。フィジカルを前面にというわけではなく、チームとして戦ってくる印象でした」と語り、チーム力が高いという印象があるようだ。
ただ、ポゼッションはされながらも劣勢だったという印象はないという。
「劣勢だった、圧倒されたという意見は受けていましたが、トーナメントで先制していたので、しっかり固めてカウンターを狙っていました。ボール支配率やチャンスシーンも含めて、もともと向こうが多いということはわかっていたので、それを加味して試合をしていました」
「元々もプランがああいったのではなく、試合展開としてそうなったという感じで、勝つためにプレーしていて仕方なくという感じです」
その上でこの試合で考えたいことについては「今回も勝ち点3を取るだけなので、試合状況、展開によってどんどん変わっていくと思います」と語り、「監督、スタッフ含めて分析はあると思いますし、それでも試合は変わるのでみんなでマネジメントできればと思います」と、しっかりコントロールしていきたいと語った。
ただ、「引き分けを狙って引き分けになるようなことは、サッカー界では起こらないので、勝ち点3を求めなければいけないです」と、勝つことを目指すのが大事とし、「求めた結果、オマーン戦は落としてしまったので、チームとして勝つ確率を上げるしかないですし、そこで勝ち点3を取れればと思います。引き分け狙いということはないです」と、あくまでも勝利を目指すことを語った。
その中で大切にしたいことについては「空気感が全てだと思います」と語り、「2次予選と最終予選と違うという空気をみんなで出して共有することで、大事な一戦に臨むことが決まってくると思うので、そこの雰囲気はみんなで出さないといけないです」とし、チーム全体での雰囲気を高めたいとした。
2021年10月5日(火)22:45