★経験の少ない若手に期待を寄せる吉田麻也「難しい試合を決めてきたのはそういう選手たち」

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日本代表DF吉田麻也が、7日に行われるカタール・ワールドカップ(W杯)・アジア最終予選のサウジアラビア代表戦に向けた会見に出席した。

ここまで1勝1敗の4位につける日本。

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日本代表DF吉田麻也が、7日に行われるカタール・ワールドカップ(W杯)・アジア最終予選のサウジアラビア代表戦に向けた会見に出席した。

ここまで1勝1敗の4位につける日本。10月の代表ウィークでは、2位のサウジアラビア、そして首位のオーストラリアとの対戦が控えている。

キャプテンの吉田は、この2試合が大きな意味を持つことを強調。とりわけアウェイで行われるサウジアラビア戦は、後のオーストラリア戦へ勢いをつけるためにも、より重要な一戦と捉えているようだ。

「前回に引き続き、ここから巻き返さないといけないので、この2試合は非常に大きな意味を持つ試合で、前半戦のキーになる試合になると思います」

「特にアウェイで戦う試合は確実に難しいものになるし、2018年の時は負けましたけど、こちらが最終予選突破を決めた後の試合だったので、あまり参考にならないかなと。ただ、雰囲気だったりレフェリーのジャッジだったり、試合の難しさは覚えていて、確実に同じ感じになるんだろうなと。レフェリーの笛もその雰囲気に影響されるだろうし、加えて移動が続いている中で良いパフォーマンスかつ勝ち点の積み上げに向けては、このサウジアラビア戦は重要になると思います」

吉田はまた、初めて最終予選を経験する若手への期待の言葉も残した。過去に難しい試合を決めてきたのは途中出場の選手たちだと、MF井手口陽介やFW李忠成などの名前を出して、ベンチの選手たちへの信頼を強調した。

「多くの選手が新しいチャレンジをしている段階で、移動、クラブでのパフォーマンス、プラス代表でのレギュラー争いといったアピールしなければならない立場の中で、コンディションを維持しなければならないし、精神的な部分も含めて非常に大変だと思います。ですが、ヨーロッパで活躍して代表に選ばれるには、そこでタフさを絶対求められるし、結果を出さなければならないと思っているので、それは上の選手たちを見て感じてほしいことでもあるし、もちろんそれ以上に結果を出していける選手になってほしいです」

「ただ、こういう難しい試合や厳しい試合を見てると、必ずと言っていいほど途中から出てきた選手が結果を出している、そこを意識してほしいなと。自分のチャンスを掴むんだという気持ちを常に持っていてほしいですね」

「前回のW杯出場を決めたオーストラリアとの試合で若手として抜擢された井手口がゴールを決めたり、アジアカップで決勝点をとった李忠成選手も途中から入ってきた選手で、それまでほとんどチャンスがなかったですから。そういう選手たちが違いを出すというのはチームとして大切になってくると思うので。予選を戦っていけばある程度メンバーは固定されていくと思うんですけど、その中でワンチャンスをものにできるが必要になってくると思います」

2021年10月6日(水)19:30

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