★試合後に吉田麻也が激怒! サウジアラビアファンが人種差別行為を許せず詰め寄る…サウジアラビア国内でも問題に

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日本代表のキャプテンであるDF吉田麻也が、サウジアラビアサポーターに激怒した。

日本は7日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でサウジアラビア代表と対戦した。

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日本代表のキャプテンであるDF吉田麻也が、サウジアラビアサポーターに激怒した。

日本は7日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でサウジアラビア代表と対戦した。

開幕から2連勝のサウジアラビアと1勝1敗の日本の一戦。日本としては勝たなければいけない試合の中、アウェイではサウジアラビアサポーターがスタンドを埋め、完全アウェイの状況で試合が行われた。

勝利が欲しかった日本だったが、決定機を生かせずにゴールレスで進むと、後半に柴崎岳のバックパスがミスとなり失点。その後、得点を奪えず、1-0で敗れていた。

日本にとって最終予選2敗目。首位のオーストラリア代表、サウジアラビア代表は3連勝と勝ち点差が「6」に開き、厳しさがさらに増してしまった。

その敗戦後、ピッチサイドでインタビューに応じるために待っていた吉田だったが、スタンドのサポーターと一触触発状態になる姿がみられている。

スタンドに向かってインタビューの準備をしていた吉田だが、スタンドのサウジアラビアサポーターが吉田を煽る行為に。すると、それを見つけた吉田がピッチ側から近づきスタンドへ。日本代表のスタッフが止めに入るという事態に発展。吉田はそのままその場をさってしまった。

日本メディアに対する試合後のオンライン取材で、この件について吉田はコメント。差別的な行為があったとした。

「差別的なジェスチャーがあったので、一回はけました。彼らは耐え忍んで一度のチャンスをモノにし、勝ちに値する試合をしたと思いますし、それ自体は素晴らしいことだったと思います。ただ、受け入れられないものは受け入れられないです。前回の予選のときもそうだったので、少し許しがたいという気持ちです」

「僕らはアジアカップで勝っていますし、前回の予選のときもホームで勝っていますが、そのときに自分たちは決してリスペクトを欠いたことはないですし、日本のファンも同じくリスペクトを欠く行為はなかったと思っています。それだけに非常に残念です」

試合に敗れた悔しさ以上に、世界中で差別について多くの議論がなされ、抗議活動が起きている中での行為が許せなかったようだ。

なお、この件については「不名誉で、不適切な行動で、礼儀を書き、招待客に失礼な態度をとり、我々のチームの勝利の喜びや、観客、一般の人々との美しい交流を歪めた。我々は関係省庁に対し、サウジアラビア国民、スタジアム、そしてスポーツ全般に対するこういった野蛮で攻撃的な行動の説明責任を果たし、抑止することを要求する」とサウジアラビア国内でも問題になっており、敬意を払えないサポーターはサウジアラビア国王の教えに反していると見られている。

【動画】サジアラビアファンの差別行為に吉田麻也が激怒


2021年10月8日(金)17:10

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