★ドローで2位後退のクロアチア、ダリッチ監督はロシアとの直接対決に全てを懸ける「このような状況は良いこと」
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クロアチア代表のズラトコ・ダリッチ監督が、スロバキア代表戦を振り返った。クロアチアサッカー連盟(HNS)が伝えた。
クロアチア代表のズラトコ・ダリッチ監督が、スロバキア代表戦を振り返った。クロアチアサッカー連盟(HNS)が伝えた。
クロアチアは11日、カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選グループH第8節で、スロバキアとホームで対戦した。
首位を走るクロアチアだが、あいにくの大雨という悪いコンディションでの試合に。すると20分にイバン・シュランツにゴールを許し、先制されてしまう。
しかし、25分にアンドレイ・クラマリッチが同点ゴールを奪うものの、45分にウカシュ・ハラスリンにネットを揺らされ、前半をビハインドで終える。
それでも71分にルカ・モドリッチが直接FKから同点ゴールを記録。その後、83分にイバン・ペリシッチがネットを揺らすが、VARの検証の結果ノーゴールに。2-2で引き分けに終わった。
ダリッチ監督は、選手たちのパフォーマンスについて言及。応援してくれたホームファンにも感謝を述べた。
「選手たちに不満はない。何でも試した。応援してくれたファンを称賛したいと思う」
「この雨の中、1万人が代表チームを応援してくれた。心から感謝している。申し訳ないことに、3つ目のゴールが奪えなかった」
この引き分けにより2位に後退したクロアチア。しかし、11月に行れる予選の2試合はマルタ代表とロシア代表という組み合わせ。予選の最後に首位との直接対決を控えている状況だ。
ダリッチ監督は、まずはマルタ戦での勝利が必要とし、直接対決で決めたいと語った。
「今はリラックスはできず、マルタに勝たなければならない。それからスプリトでの最後の試合で全てが決まる」
「このような状況は良いことだと思う。我々は全てを手中に収めており、それが最も重要なことだ」
2021年10月12日(火)10:30