★日本相手に直接FKを叩き込んだフルスティッチ「しっかりと切り替えた」、POTMに選ばれるも「何の意味も持たない」

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オーストラリア代表のMFアルディン・フルスティッチが、日本代表戦でプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出され、試合を振り返った。

12日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の日本代表vsオーストラリアが行われ、2-1で日本が勝利した。

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オーストラリア代表のMFアルディン・フルスティッチが、日本代表戦でプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出され、試合を振り返った。

12日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の日本代表vsオーストラリアが行われ、2-1で日本が勝利した。

ここまで最終予選3連勝で首位に立ち、予選11連勝と世界記録を作っているオーストラリアだが、ライバルである日本を追い込むために臨んだアウェイゲームでは苦しむこととなる。

立ち上がり8分に田中碧のゴールで日本に先制されると、オーストラリアはビルドアップの際に日本の守備に引っかかり、防戦となる展開に。それでも前半を1-0で凌ぐと、後半にはPKを獲得したものの、VARの介入によりPKが取り消され、ボックス際からのFKとなった。

しかし、このFKをフルスティッチが左足で豪快に直接叩き込み同点に。しかし、86分に浅野拓磨のシュートがオウンゴールを誘発し2-1でオーストラリアは初黒星。予選の連勝も「11」でストップした。

敗戦を喫した中で、プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出されたフルスティッチは、「負けてしまったので、自分にとってプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれたことは何の意味も持たない」と受賞についてコメント。「勝ち点3を求めて戦ったが、勝てなかったことが最も大きな意味を持つ」と、敗戦を重く受け止めていた。

一方で、PKから一転、VARの介入でFKとなったが、見事に決めて見せた。

あのシーンについては「PKであれば自分はしっかりとゴールを決めるという意気込みだったが、結局PKは取り消された。ただ、マーティン・ボイルがFKをしっかりと仕切ってくれた。FKは気持ちをしっかりと切り替えて臨んだ」と語り、気持ちを切り替えて集中して蹴り込んだと語った。

ここまでの4試合を終え、ホームゲームは2試合あった中、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響でオーストラリア国内では試合を行えていない。

しかし、国内でのワクチン接種が進んでいることもあり、11月はホームゲームを国内で行える可能性があるようだ。

フルスティッチはその点について「確かに次は本当にホームでできるという噂がある」と語り、「僕たちにとって、母国で国民の応援を得て、ファンの応援を得て、色々なエネルギーをみんなから受け取ってプレーすることは重要な意味がある。本当にホームでできることであれば、それは素晴らしいことだ」と、ファンの後押しを受けてプレーしたいと語った。

オーストラリアはこれで3勝1敗。11月はホームでサウジアラビア代表と、アウェイで中国代表との2連戦を控えている。

2021年10月12日(火)23:40

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