アトレティコ・マドリーのウルグアイ代表FWルイス・スアレス(34)が、自身の将来について語った。スペイン『アス』が『ESPN』を引用して伝えている。
スアレスは昨季、バルセロナからアトレティコに移籍。加入1年目ながらラ・リーガで32試合に出場し、21ゴールを挙げて7年ぶりの優勝に貢献した。
今季はここまでリーグ戦9試合で6ゴール1アシストを記録しており、24日に行われた第10節のレアル・ソシエダ戦では2ゴールの活躍。2点ビハインドの状況から追い付くことに成功している。
そんなスアレスとアトレティコとの契約は2022年6月まで。元ウルグアイ代表DFのディエゴ・ルガーノ氏との対談で、キャリア終盤の理想の新天地についてコメント。自身もプレーした経験があり、故郷でもある南米よりも、アメリカやアジアで現役を続けたいと明かした。
「僕はトップに立ち、良いイメージを残すために努力することを大事にしている。もし36歳や37歳で南米に戻ったとしても、みんなは27~30歳の頃のパフォーマンスを要求するだろう」
「もし、そのレベルに達しなかったとしても、『以前のように走れないし、ゴールも決められないね』とは言われたくないんだ」
「そういったイメージを植え付けないためにも、フィジカルコンディションに合うような別の場所でサッカーを楽しみたい。南米で味わうようなプレッシャーを感じることなくね」
「アメリカやアジアみたいに、37歳になっても楽しくプレーできる場所に行きたいね」
近年はアメリカのメジャーリーグ・サッカー(MLS)やカタールやUAEの中東、そしてJリーグとヨーロッパで名を馳せた選手が晩年を過ごすケースが様々あるが、どこを選ぶのか。ウルグアイ代表の先輩ストライカー、ディエゴ・フォルランはJリーグに挑戦したが果たして。
【動画】ソシエダ戦でスアレスが決めたヘディングゴール!