★「色々なことを受け入れて」10月は苦しい2試合となったMF柴崎岳、[4-3-3]については「戦い方の幅が広がる」

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日本代表は7日夜、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に向けて第一陣がベトナムへと入国した。

一夜明け、入国した5選手の陰性が確認された日本。

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日本代表は7日夜、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に向けて第一陣がベトナムへと入国した。

一夜明け、入国した5選手の陰性が確認された日本。ここまで2勝2敗で4位につける中、ベトナム代表、オマーン代表と大事なアウェイでの連戦となる。

入国から一夜明け、MF柴崎岳(レガネス)がメディアのオンライン取材に応対した。

10月の2試合では、サウジアラビア代表戦では敗戦につながるミスを、オーストラリア代表は先発から外れるなどしたが、この2試合については「自分としては常にベストを尽くしている中で、良いことも悪いこともあるというのは勝負の世界なのであると思います」とコメント。「そこに関して受け入れているというか、自分自身ではしっかりと消化して、勝利しても負けても自分では色々なことを受け入れて進んでいきます」とし、「色々な意見はあると思いますが、しっかりと消化して、11月に臨んでいます」と気持ちを切り替えていると語った。

サウジアラビア戦後には森保一監督との会話もあった柴崎。「森保さんは優しい人で、色々気を遣ってもらいました」と語り、「2人の間の話はここでは言えないですが、色々なことを話して、全ては日本代表のために、どう進んでいくかに繋がっていると思います」とコメント。「その中での会話は非常にもポジティブだったと思いますし、チームの方向性を確認しながら、個人のところに関しては、思っていることを言ってくれたり、僕が感じていることを監督に伝えたり、有意義な時間でした」と、指揮官とも良い話ができているようだ。

オーストラリア戦で採用された[4-3-3]については「1個のオプションというか、1つの中盤の形としては機能した部分はあると思います」と語り、「色々相手が分析する中で、自分たちが変化したり、対応したりする中での形の1つだと思います」と、チームとして戦いの幅が広がることは良いと語った。

また「刺激ということはないですが、僕も元々攻撃的な選手ですし、アギーレ監督の時は[4-3-3]でインサイドハーフをしていましたし、やるならインサイドハーフだと思います」とインサイドハーフでもプレーできるとコメント。「中盤3枚になると攻撃も守備もやり方が変わるので、僕としても戦い方の幅が広がりますし、そこはプラスに捉えてオーストラリア戦を観ていました」と、自身がピッチに入るイメージで試合を観ていたと語った。

今回は海外組では唯一最初から合流した柴崎。一度日本へ戻ってからの入国となり移動の負担は増えたが「コンディションは練習していないのでまだわからないですが、いつもより移動は長かったので、気をつけて体の方は見ていきたいと思います」と自身の身体をしっかりとケアしたいと語った。

ベトナムとは2019年のアジアカップで対戦しているが、印象については「正直、どうしようとしたかはあまり覚えていないです」とイメージして戦っていたことは覚えていないとしながら、「チームとしてのコレクティブさを非常に感じた印象が残っています。勤勉にアジリティを生かしながら、フィジカル的にもタフな試合になると思っています」と、ベトナムの特徴についてコメント。「アウェイの地で、サッカーが人気のある国だと思いますし、そういった雰囲気を含めてのアウェイゲームになる。その辺はしっかりと気を引き締めてやりたいと思います」と、気を抜かずにしっかりと戦わなければいけないと意気込んだ。

そんな中、チームが苦しい状況でも一体感を持てている理由には「監督のパーソナリティというところは、このチームにとっては1つ大事なことだと思います」と、森保監督の人柄も影響しているとコメント。「これがクレイジーな監督だったら、何が起きてもおかしくないかなと思いますが、森保監督のパーソナリティはずっと見てきていますし、こういった状況、トップに立てていない状況はチームが望んでいたものではないですが、チームをまとめる人柄だと思うので、選手たちは信じてプレーしてチームを作っていくだけなので、そこに集中したいと思います」と、一丸となって戦える自信があると語った。

2021年11月8日(月)20:10

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