★チームよりも個人のパフォーマンスを重要視する浅野拓磨「各々がクラブのプレーを100%出すことができれば…」

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日本代表のFW浅野拓磨(ボーフム)が9日、オンライン会見に臨んだ。

日本時間7日夜にカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に向けて第一陣がベトナム入りした日本代表。

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日本代表のFW浅野拓磨(ボーフム)が9日、オンライン会見に臨んだ。

日本時間7日夜にカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に向けて第一陣がベトナム入りした日本代表。ここまで2勝2敗で4位につける中、今回はベトナム代表とオマーン代表とのアウェイ2連戦となる。

10月の代表活動から2回連続の招集となる浅野。前回はサウジアラビア代表戦の敗戦後、途中出場となった2戦目のオーストラリア代表戦で相手のオウンゴールを誘発する形で決勝点を演出する活躍を披露したが、会見ではそのオーストラリア戦を振り返りながら、ここまで上述のサウジアラビア戦および9月のオマーン代表戦と、各初戦の難しさについてコメントした。

「前回(オーストラリア戦)はオウンゴールという形でしたけど、途中から出て、チームの勝利に繋げられました。ただ、僕からすれば、今までの積み重ねがたまたまあの試合でああいう結果になったというだけで、僕自身、毎試合『自分がやったるぞ!』という気持ちを常に持っているので、同じ気持ちを持って次の試合に向けても良い準備をしていきたいです」

「(初戦について)前々回は招集されていないので分かりませんが、前回(オマーン戦)に関しては初戦でアウェイの戦いで、移動も大変な中でもコンディションやメンタルをもっと良くできたんじゃないかと感じました。今回もそういう意味では初戦アウェイという厳しい戦いですが、まずは一人一人が自分のパフォーマンスを100%発揮できる準備をすることが大事ですし、時間は限られてますけどチームで合わせていかなければなりません。それができれば、初戦であろうと2試合目であろうと良い試合ができると思います」

しかし、そのチームで合わせる時間が短いと指摘された浅野。それでも、選手各々がそれぞれのクラブでのパフォーマンスを十分に発揮できれば、自ずとチーム力も上がってくるはずと主張。また、ポジションの好みについても明かした。

「チームとして戦うにあたって、代表の活動は時間が限られてますので、その中で大事なことは、各々のチームでやっていることを一人一人が代表で100%出すことだと思います。チームメイトのことを考えるのも大事ですが、クラブでのパフォーマンスを代表で発揮できれば、結果としてチーム力が上がってくるのかなと。時間を言い訳にせず、一人一人が自分のプレーを100%することが一番大事だと思います」

「クラブでは右で出ることが多いですけど、正直に言えば、右よりも左で出た方が足元でボールを受けやすい状況が多いですし、その後のプレーの幅も広がります。どのプレーをしたいっていう考えはないですけど、ゴールに向かうために縦に行くのか中に切り込むのか、ロングパス一本で抜け出すのかというのは、右でも左でも変わることはありません。ただ、選択肢の豊富さという点では、左で出た方が良いのかなと」

2021年11月9日(火)15:40

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