★初招集もベンチ外となった旗手「チャンスが得られたらモノにしたい」

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日本代表のMF旗手怜央(川崎フロンターレ)が12日にオンライン会見に出席し、11日のベトナム代表戦を振り返った。

カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選をここまで4試合戦い、2勝2敗で4位につけていた日本。

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日本代表のMF旗手怜央(川崎フロンターレ)が12日にオンライン会見に出席し、11日のベトナム代表戦を振り返った。

カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選をここまで4試合戦い、2勝2敗で4位につけていた日本。17分にFW南野拓実がボックス左に持ち運び、そこからのクロスにFW伊東純也が合わせて先制。結局これが決勝点となり、前節のオーストラリア戦に続いて勝利を収めている。

今回が初招集となった旗手。FW三笘薫ともに初めてのA代表デビューを飾ることが期待されたが、残念ながら今回はベンチ外となり、スタンドから試合を見守った。

旗手はここまでの代表活動について聞かれ、「試合の雰囲気はいつもの試合とは全然違いました」とコメント。レベルの高さと責任感を肌で感じたようだ。

「見ている自分も緊張したというか、違う感じになりました。日頃の練習は楽しいですが、レベルは高いですし、責任感や圧というのは少しずつ感じています」

「ただ楽しいだけでなく、責任あっての楽しさなので。凄く充実した日々を過ごしています」

スタンドから見ていて、自分ができると思ったことや注目していたポイントを聞かれた旗手。自身が所属する川崎Fと同じ[4-3-3]を採用していたため、そのインサイドハーフを注視していたという。一方で、同じシステムでもサッカーの内容は別物だとも述べている。

「自分のチームでやっている[4-3-3]のインサイドハーフは意識して見ていましたし、碧やヒデくん(守田)のところも見ていました」

「川崎Fでやっていたことがこの代表で落とし込めるとは思っていないですし、一緒のことができるとは思っていません。ただ、自分自身のプレーを発揮することはできると思うので、そことリンクさせつつ見ていました」

「Jリーグで(川崎Fが)やっているように攻撃の意識が強いだけではダメだと思います。(川崎Fでは)ウィングはタッチラインに張っていますが、昨日は左は張らなかったですし、個人の特徴が出ないといけないと思います」

「何が違うかは分からないですが、自分のチームと代表は異なるということは感じています」

また、今夏にMF田中碧と三笘が川崎Fを退団したことにより、自分がチームの中心になろうと心境が変化したという。オーストラリア戦では田中が活躍したことで刺激を受けていると語った。

「夏に碧と薫がいなくなって、自分が中心になろうと思いました。最初はうまくいかなかったですが、ケガをした時にしっかりとリセットして、その後からは上手くできていたと思います」

「少なからずオーストラリア戦の碧の活躍は見ていて刺激になりました。日頃からしっかり準備をしている選手なので、それが報われているなと思いました。僕もしっかり準備しているので、チャンスが得られたらモノにしたいと思います」

2021年11月12日(金)22:05

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