★ジョルジーニョPK失敗のイタリア、スイスにドローで運命の最終節へ《カタールW杯欧州予選》

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カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選グループC第9節、イタリア代表vsスイス代表が12日に行われ、1-1で引き分けた。

勝利した方がW杯出場に大きく近づく、勝ち点14で並ぶ首位イタリア(得失点差2)とスイスの頂上決戦。

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カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選グループC第9節、イタリア代表vsスイス代表が12日に行われ、1-1で引き分けた。

勝利した方がW杯出場に大きく近づく、勝ち点14で並ぶ首位イタリア(得失点差2)とスイスの頂上決戦。

インモービレを負傷で欠くイタリアは[4-3-3]で臨み、3トップにベロッティ、インシーニェ、キエーザを据えた。

対するエンボロを欠くスイスは[4-2-3-1]で挑み、最前線にオカフォル、2列目に右からシュテフェン、シャキリ、バルガスを起用した。

イタリアがボールを握る立ち上がりとなった中、11分に先制したのはスイス。ロングカウンターに転じた流れから、オカフォルがボックス左でタメを作ってパスを送り、ペナルティアーク右のヴィドマーが右足を一閃。強烈なシュートがゴール左上に突き刺さった。

先制を許したイタリアは22分に同点のチャンス。だが、ジョルジーニョのシュートのルーズボールに詰めたバレッラのゴール至近距離からのシュートはGKゾンマーの好セーブに阻まれた。

それでもその後もイタリアが前がかると、36分に追いついた。左サイド低い位置からのインシーニェのFKをディ・ロレンツォがヘッドで押し込んだ。

1-1で迎えた後半、スイスが押し込む流れとなった中、58分にイタリアはベロッティに代えてベラルディを右ウイングに投入。キエーザを最前線に据えた。

ベラルディの投入で攻撃が活性化したイタリアが盛り返す中、76分にはインシーニェが左45度の位置から枠内シュートを記録。

終盤にかけても攻勢をかけたイタリアは84分にキエーザがボックス手前左から決定的なシュートを放つも枠を捉えきれず。

それでも87分、イタリアが土壇場でPKを獲得する。ボックス右でベラルディがロングボールを収めると、ウリッセス・ガルシアに倒された。するとVARの末、PK判定が下された。しかし、キッカーのジョルジーニョはシュートを枠の上に外し、1-1のままタイムアップ。

勝ち点1獲得に留まったイタリアは最終節で北アイルランド代表とのアウェイ戦を、スイスはブルガリア代表とのホーム戦を戦う。

2021年11月13日(土)6:40

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