★ボヌッチ、W杯出場権がかかる最終節で「勝利が求められる」 PK失敗ジョルジーニョにも励ましの言葉
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ユベントスのイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチが切り替えを強調した。『UEFA.com』が伝えている。
ユベントスのイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチが切り替えを強調した。『UEFA.com』が伝えている。
12日に行われたカタール・ワールドカップ欧州予選グループC第9節で2位のスイス代表と対戦した首位のイタリア。勝ち点で並び、得失点差で上回る状況のイタリアとしても勝ち切りたいところだったが、痛み分けに終わった。
勝った方がW杯出場権獲得が大きく近づく大一番は11分にスイスが先制するが、36分にDFジオバニ・ディ・ロレンツォのヘディング弾でイタリアが同点。そのイタリアは終盤にPKのチャンスを獲得したが、MFジョルジーニョが上に外した。
この試合でも守備を牽引したボヌッチは試合の課題点について語り、悔しさを滲ませたが、15日に敵地ベルファストで行われる最終節の北アイルランド代表戦に早くも視線を向けた。
「前半はボールを動かすスピードが遅過ぎたね。後半はボールの扱いが良くなり、勝つために十分な力を発揮できるようになったが、残念なことに、(GKヤン・)ゾマーのいくつもの素晴らしいセーブや、リバウンドでの不運もあったし、PKを外したりもしてしまった」
「これからはベルファストに向けて気持ちを切り替えていかなくてはならない。ベルファストではとにかく勝利が求められる。それが僕らのメンタリティだ。ベルファストに赴き、決意を持って自分たちの戦いをすべきだ」
また、ボヌッチは今年9月に行われた第5節の前回対戦に続いて、PKを失敗してしまったジョルジーニョについても言及。ユーロ2020での活躍ぶりを振り返りながら、引き続きPKキッカーとしての信頼を寄せた。
「ジョルジーニョは僕らのPKキッカーであり、これからもそうあり続けるだろう。4カ月前のスペイン戦では決定的なPKを決めて僕らを決勝の舞台へ導いてくれた。僕らは誰だってミスをする。前を向いていかなくてはならないんだ」
2021年11月13日(土)14:10