★試合終盤のモラタ弾で競り勝ったスペインがW杯出場を決定! スウェーデンはPOに回る《カタールW杯欧州予選》
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カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選のグループB最終節、スペイン代表vsスウェーデン代表が14日に行われ、ホームのスペインが1-0で勝利した。
前節、3位のギリシャ代表(勝ち点9)に1-0で競り勝ったスペイン(勝ち点16)は、ホームでの最終節を前に首位に浮上。
前節、3位のギリシャ代表(勝ち点9)に1-0で競り勝ったスペイン(勝ち点16)は、ホームでの最終節を前に首位に浮上。
カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選のグループB最終節、スペイン代表vsスウェーデン代表が14日に行われ、ホームのスペインが1-0で勝利した。
前節、3位のギリシャ代表(勝ち点9)に1-0で競り勝ったスペイン(勝ち点16)は、ホームでの最終節を前に首位に浮上。引き分け以上で12大会連続16度目の出場が決定する痺れる首位攻防戦では、ギリシャ戦から先発6人を変更。コケやロドリ、モラタらがベンチスタートとなり、ブスケッツやソレール、ダニ・オルモ、ジョルディ・アルバらが先発に復帰した。
一方、イブラヒモビッチ帰還もジョージア代表(勝ち点7)に痛恨の敗戦を喫した2位のスウェーデン(勝ち点15)は、敵地での勝利で逆転での本大会行きを狙った。ジョージア戦からは先発2人を変更。スベンベリとイブラヒモビッチに代えてエクダル、クルゼフスキを起用した。
本大会出場に向けて勝利が必要なスウェーデンだが、自陣で[4-4-2]のコンパクトな陣形を維持して普段通りの堅守速攻の戦いを貫く。これに対して、スペインは後方から丁寧にボールを動かしながらバランスを崩さずに相手陣内へ侵攻していく。
スペインペースで試合が進む中、最初の決定機はアウェイのスウェーデンに訪れる。16分、得意のドリブルで中央をこじ開けたフォルスベリがペナルティアーク付近で右足を振り抜くが、このシュートはわずかに枠の右へ外れた。
前半半ばから終盤にかけてもボールの主導権を握るスペインだが、中央の危険なエリアをしっかりとケアするスウェーデンの堅守に手を焼き、なかなかフィニッシュまで持ち込めず。中盤から最終ラインで守備のためのボールポゼッションに終始。
一方、要所で良いボール奪取からカウンターを仕掛けるスウェーデンは39分、アウグスティンソンの左クロスに大外で反応したフォルスベリがボックス右からフリーでボレーシュートを放ったが、これはわずかに枠の左へ外れた。
結局、ゴールレスで折り返した試合は後半も一進一退の攻防が続く。立ち上がりの48分にはGKからのビルドアップの局面でアスピリクエタがゴール前を横切る不用意な横パスを逆サイドから絞ってきたクラーソンにカットされると、これをボックス中央のイサクにシュートされるが、ボールは枠を大きく越える。その数分後の54分にはエクダルの浮き球パスに反応したフォルスベリ、アウグスティンソンに続けてシュートチャンスが訪れるが、これも先制点に繋げられない。
何とかピンチを凌いだものの、前半以上にリズムが出ないスペインは60分に2枚替えを敢行。デ・トーマスとサラビアを下げてモラタとロドリゴ・モレノを投入。前線により背後を狙えるストライカータイプの選手を送り込む。
対するスウェーデンはある程度思い描いた展開も肝心のゴールが遠い。これを受け、63分にはフォルスベリとクルゼフスキに代えてスベンベリとクアイソンを投入。さらに、73分にはイサクを下げて切り札のイブラヒモビッチをピッチへ送り込んだ。
一連の交代を経て試合の流れに変化がもたらされることが期待されたが、以降も睨み合いの状況が続く。84分にはカウンターから中央をドリブルで持ち上がったモラタがボックス手前で右足を振り抜くが、両チームを通じて最初の枠内シュートはGKオルセンの正面を突く。
だが、このプレーをキッカケに流れを引き寄せたスペインは土壇場でW杯出場を大きく手繰り寄せる決定的なゴールを奪う。86分、相手陣内左サイドでガビから足元にパスを受けたダニ・オルモがカットインからボックス手前で右足を一閃。この強烈なシュートが枠の左上隅に向かうと、GKオルセンが何とか触ったボールはクロスバーを叩く。このこぼれ球にいち早く反応したゴール前のモラタが冷静にGKオルセンの頭上を越えるチップキックで押し込んだ。
これで逆転突破には2点が必要となったスウェーデンはリスクを冒して前に出るが、完全に逃げ切り態勢に入ったスペインの守備をを最後まで崩し切れず、このままタイムアップを迎えた。
この結果、拮抗した首位攻防戦を制したスペインが12大会連続16度目のW杯出場を決めた。一方、決定力を欠いて接戦を落としたスウェーデンは2位でプレーオフに回ることになった。
スペイン代表 1-0 スウェーデン代表
【スペイン】
モラタ(86分)
ギリシャ代表 1-1 コソボ代表
◆グループB最終順位
(勝ち点、得失点差)
1.スペイン 19pt +10
――本大会出場――
2.スウェーデン 15pt +6
――PO進出――
3.ギリシャ 10pt 0
4.ジョージア 7pt -6
5.コソボ 5pt -10
前節、3位のギリシャ代表(勝ち点9)に1-0で競り勝ったスペイン(勝ち点16)は、ホームでの最終節を前に首位に浮上。引き分け以上で12大会連続16度目の出場が決定する痺れる首位攻防戦では、ギリシャ戦から先発6人を変更。コケやロドリ、モラタらがベンチスタートとなり、ブスケッツやソレール、ダニ・オルモ、ジョルディ・アルバらが先発に復帰した。
一方、イブラヒモビッチ帰還もジョージア代表(勝ち点7)に痛恨の敗戦を喫した2位のスウェーデン(勝ち点15)は、敵地での勝利で逆転での本大会行きを狙った。ジョージア戦からは先発2人を変更。スベンベリとイブラヒモビッチに代えてエクダル、クルゼフスキを起用した。
本大会出場に向けて勝利が必要なスウェーデンだが、自陣で[4-4-2]のコンパクトな陣形を維持して普段通りの堅守速攻の戦いを貫く。これに対して、スペインは後方から丁寧にボールを動かしながらバランスを崩さずに相手陣内へ侵攻していく。
スペインペースで試合が進む中、最初の決定機はアウェイのスウェーデンに訪れる。16分、得意のドリブルで中央をこじ開けたフォルスベリがペナルティアーク付近で右足を振り抜くが、このシュートはわずかに枠の右へ外れた。
前半半ばから終盤にかけてもボールの主導権を握るスペインだが、中央の危険なエリアをしっかりとケアするスウェーデンの堅守に手を焼き、なかなかフィニッシュまで持ち込めず。中盤から最終ラインで守備のためのボールポゼッションに終始。
一方、要所で良いボール奪取からカウンターを仕掛けるスウェーデンは39分、アウグスティンソンの左クロスに大外で反応したフォルスベリがボックス右からフリーでボレーシュートを放ったが、これはわずかに枠の左へ外れた。
結局、ゴールレスで折り返した試合は後半も一進一退の攻防が続く。立ち上がりの48分にはGKからのビルドアップの局面でアスピリクエタがゴール前を横切る不用意な横パスを逆サイドから絞ってきたクラーソンにカットされると、これをボックス中央のイサクにシュートされるが、ボールは枠を大きく越える。その数分後の54分にはエクダルの浮き球パスに反応したフォルスベリ、アウグスティンソンに続けてシュートチャンスが訪れるが、これも先制点に繋げられない。
何とかピンチを凌いだものの、前半以上にリズムが出ないスペインは60分に2枚替えを敢行。デ・トーマスとサラビアを下げてモラタとロドリゴ・モレノを投入。前線により背後を狙えるストライカータイプの選手を送り込む。
対するスウェーデンはある程度思い描いた展開も肝心のゴールが遠い。これを受け、63分にはフォルスベリとクルゼフスキに代えてスベンベリとクアイソンを投入。さらに、73分にはイサクを下げて切り札のイブラヒモビッチをピッチへ送り込んだ。
一連の交代を経て試合の流れに変化がもたらされることが期待されたが、以降も睨み合いの状況が続く。84分にはカウンターから中央をドリブルで持ち上がったモラタがボックス手前で右足を振り抜くが、両チームを通じて最初の枠内シュートはGKオルセンの正面を突く。
だが、このプレーをキッカケに流れを引き寄せたスペインは土壇場でW杯出場を大きく手繰り寄せる決定的なゴールを奪う。86分、相手陣内左サイドでガビから足元にパスを受けたダニ・オルモがカットインからボックス手前で右足を一閃。この強烈なシュートが枠の左上隅に向かうと、GKオルセンが何とか触ったボールはクロスバーを叩く。このこぼれ球にいち早く反応したゴール前のモラタが冷静にGKオルセンの頭上を越えるチップキックで押し込んだ。
これで逆転突破には2点が必要となったスウェーデンはリスクを冒して前に出るが、完全に逃げ切り態勢に入ったスペインの守備をを最後まで崩し切れず、このままタイムアップを迎えた。
この結果、拮抗した首位攻防戦を制したスペインが12大会連続16度目のW杯出場を決めた。一方、決定力を欠いて接戦を落としたスウェーデンは2位でプレーオフに回ることになった。
スペイン代表 1-0 スウェーデン代表
【スペイン】
モラタ(86分)
ギリシャ代表 1-1 コソボ代表
◆グループB最終順位
(勝ち点、得失点差)
1.スペイン 19pt +10
――本大会出場――
2.スウェーデン 15pt +6
――PO進出――
3.ギリシャ 10pt 0
4.ジョージア 7pt -6
5.コソボ 5pt -10
2021年11月15日(月)6:50
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