★「ユーロやネーションズリーグよりも…」12大会連続のW杯出場決定のスペイン、ルイス・エンリケ監督がプレッシャーを語る

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スペイン代表のルイス・エンリケ監督が、カタール・ワールドカップ(W杯)出場を喜んだ。スペインサッカー連盟(RFEF)が伝えた。

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スペイン代表のルイス・エンリケ監督が、カタール・ワールドカップ(W杯)出場を喜んだ。スペインサッカー連盟(RFEF)が伝えた。

14日、スペインはカタールW杯欧州予選でスウェーデン代表と対戦した。首位のスペインと、2位につけるスウェーデンとの勝ち点差は「1」。勝った方がW杯の出場権を獲得、負けた方がプレーオフという状況だった。

互いに譲らない展開となった試合は、こう着状態でスコアが動かないまま試合終盤へ。スウェーデンはペースを掴みながもゴールが奪えず、73分にはズラタン・イブラヒモビッチを投入し勝ちにくる。

しかし、ゴールを奪ったのはスペイン。86分、ダニ・オルモのシュートはGKオルセンがセーブ。しかし、こぼれ球をアルバロ・モラタが詰めてスペインが先制。そのまま1-0で勝利し、12大会連続16度目のW杯出場を決めた。

試合後、ルイス・エンリケ監督はW杯出場を喜び、選手たちを称えた。

「選手たちをとても誇りに思う。ここにいる選手だけでなく、今まで選ばれた全ての人を誇りに思っている。彼らはプロの意識で、状況を好転させることができた」

「私が2番目に誇りに思っていることは、彼らの家族、そしてファンに喜びを与えたことだ」

また、これまでの取り組みについてもコメント。新型コロナウイルスの影響でファンのサポートが受けられないということがありながらも、しっかりと結果を残せたことは良かったとコメントした。

「私は何も文句を言ったことはない。自分が恵まれており、ここに来て文句を言わないようにしている」

「我々はサポートを受けられない状況を経験したが、それを変えることができるのが我々の仕事だ。応援されるとわかっていて来る方が良いが、最終的に良し悪しを決めるのは結果だ」

これで出場権を獲得したスペイン。ルイス・エンリケ監督は、この先もプロジェクトは進行するとしたが、まずは出場権獲得を果たした選手たちを称えた。

「このプロジェクトは継続する。連盟と私が持っているコミットメントは明らかだ。私はこのことについては心配していないが、出場権獲得を祝うことを心配している」

「今日、我々はサイクルを終え、選手たちは自分たちの働きで獲得した。チームとファンのこの関係性を見るのは素晴らしいことだ。また、ホテルが素晴らしかったし、選手たちはこの報いに値する」

なお、この予選のプレッシャーについては「私はこの予選が終わり、100kgのバックパックを脱いだようだ。ユーロやネーションズリーグよりも、プレッシャーを感じた」とし、W杯予選の大変さを改めて感じたようだ。

2021年11月15日(月)11:10

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