★「何でもかんでも白黒つけたがる」4年前もPOに回ったスウェーデン指揮官は敗戦もスペイン戦の出来を称賛

Getty Images
スウェーデン代表のヤンネ・アンデション監督が、スペイン代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。

記事全文

スウェーデン代表のヤンネ・アンデション監督が、スペイン代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。

スウェーデンは14日、スペイン代表とカタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選の最終節を戦った。

グループ首位のスペインと、2位のスウェーデンの対決。両者の勝ち点差は「1」となっており、勝利すればスウェーデンは逆転でW杯出場を決められた試合となった。

試合はスペインが主導権を握る展開で進む。しかし、スウェーデンは堅い守備でスペインにやらせず。少ないチャンスをゴールに繋げようと反撃にも出る。

なかなかゴールが生まれない展開となる中、86分にアルバロ・モラタがゴールを決め、スペインが1-0で勝利。スウェーデンは、惜しくもW杯出場を逃し、プレーオフに懸けることとなった。

試合後、アンデション監督は選手たちのパフォーマンスを称賛。W杯出場権を確保できなかったものの、戦いぶりを評価した。

「選手のせいにすることはできない。もちろん、もっと上手くできたことがいくつかあるだろう。今日、実際にチャンスがあった」

「我々の全ての選手は、ゴールを決めたいと思っている。そして彼らはチャンスがある時にはものにすることもあるが、それを保証することはできない。他に何も言えない。かなり上手く戦ったが、ゴールが奪えなかった」

「世の中は、何でもかんでも白黒つけたがる傾向がある。この世界で働く我々は、そのような白黒をつけないことが大切だ。良いプレーをしても負けることはある」

「だから、選手とのコミュニケーションでは。「負けたけど良いプレーができた」と祝福している」

また、敗れた前節のジョージア代表戦が最後ではなくて良かったと語り、この良い試合を行った上でプレーオフに臨めることはプラスだと語った。

「ジョージア戦ではなく、この試合で締めくくれてよかった。それは前向きだった。プレーオフに前向きな何かを取り入れることができる。この気持ちを継続してもらいたい」

「この試合は我々に励ましと決意を与えてくれる。2017年を見ると、それ以上に難しいことはない。イタリアに対しては、とても難しかった」

2021年11月15日(月)12:55

mixiチェック
LINEで送る
【関連ニュース】
イブラヒモビッチ息子が初のスウェーデン代表活動に、U-15のキャンプに招集も元スウェーデン代表監督は父との比較を危惧「あまりフェアとは言えない」
チェルシー解任後フリーの状態続くポッター氏、スウェーデン代表が招へい検討か
イサクがスウェーデン代表から離脱…ウェストハム戦でヒザを負傷
W杯プレーオフ敗退に…スウェーデン代表指揮官「今夜は何も我々の思い通りにならなかった」
W杯出場に突き進むスウェーデン指揮官がポーランド戦に自信のぞかす 「チェコと似ている」
戻る
© livedoor