マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、新体制となったチームを勝利に導いた。
グループ首位に立つユナイテッドは23日、チャンピオンズリーグ(CL)のグループF第5節、ビジャレアルとアウェイで対戦。
マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、新体制となったチームを勝利に導いた。
グループ首位に立つユナイテッドは23日、チャンピオンズリーグ(CL)のグループF第5節、ビジャレアルとアウェイで対戦。21日にオーレ・グンナー・スールシャール監督が解任され、アシスタントコーチを務めていたマイケル・キャリック氏を暫定指揮官に据えての重要な一戦を迎えた。
変則的な[4-4-2]でスタートするも、相手に自由にボールを回されるユナイテッド。終始、劣勢のまま折り返し、後半も悩ましい時間が続いたが、苦しい状況を打破したのはやはりこの男だった。
78分、GKヘロニモ・ルジからのビルドアップをはめ込もうと、後ろ向きで受けたエティエン・キャプーにフレッジが強い圧力をかけてボールロストを誘発。こぼれ球に反応したC・ロナウドが前に出ていたルジの頭上を越えるループシュートを流し込み、試合を動かした。
勝負所できっちりと結果を残した千両役者は、CL5試合連続ゴールで押されていたチームに活力を与えた。試合終了間際にもボール奪取からカウンターを発動し、追加点の起点に。個としてもチームとしてもCLでの勝負強さを発揮し、キャリック暫定体制の初陣で白星をプレゼント。ユナイテッドは3シーズンぶりの決勝トーナメント進出を決めている。
【動画】CL5戦連続弾となったC・ロナウドの技ありループシュート