★ベンゼマ有罪の恐喝事件、ヴァルブエナ弁護士が代理コメント「ホッとしている」
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数年に及んだ “ヴァルブエナ恐喝未遂事件”の裁判が終わりを迎え、被害者の元フランス代表MFマテュー・ヴァルブエナの弁護士が声明を発表した。フランス『レキップ』が伝えている。
数年に及んだ “ヴァルブエナ恐喝未遂事件”の裁判が終わりを迎え、被害者の元フランス代表MFマテュー・ヴァルブエナの弁護士が声明を発表した。フランス『レキップ』が伝えている。
2015年、ヴァルブエナの性行為の映像を入手し、それを脅し道具に4人組のグループが金銭要求の恐喝に及んだ事件が起きた。この事件に当時レ・ブルーでチームメイトだったFWカリム・ベンゼマが絡んでいたとして、その容疑を巡る裁判が行われていた。
その判決が24日に下され、ベンゼマには執行猶予付きの1年の懲役と7万5000ユーロの罰金が科された。また、残りの4人にも執行猶予付きで18カ月から2年6カ月までの懲役刑が下った。
この結果を受けて、ヴァルブエナの代理人を務めたディディエ・ドマット氏が、同選手を代弁する声明を発表。安堵と満足感を示した。
「マテュー・ヴァルブエナは、ここ数年は非常に厳しい状況が続いていたので、この手続きが終わってホッとしています」
「修復不可能なスポーツ傷害を負った彼は、この試練を勇気と思慮深さと誠実さをもって乗り越えてきました」
「今日、我々は議論の過程と裁判所の判決の両方で、彼の被害者としての地位が認められたことに満足しています」
「ディディエ・デシャン監督や連盟が何と言おうと、これが今回の事件の直接的な結果です」
ただ、まだ本当の決着はついておらず、ベンゼマ側の弁護士は上訴することを確認している。
2021年11月24日(水)21:42