★「アピールは考えていない」最終予選に出場のチャンスが巡ってきた谷口彰悟が意気込み「まずは勝ちたい」

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カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に臨む日本代表は、24日からトレーニングキャンプをスタートさせる。

17日から国内組だけでトレーニングキャンプを行っていた日本代表。

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カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に臨む日本代表は、24日からトレーニングキャンプをスタートさせる。

17日から国内組だけでトレーニングキャンプを行っていた日本代表。22日にW杯最終予選に臨むメンバーが発表され、新たにスタートを切る。

海外組はクラブのスケジュールの関係で合流できていない選手もいる中、24日からキャンプがスタート。トレーニングを前にDF谷口彰悟(川崎フロンターレ)がメディアのオンライン取材に応対した。

今回の日本代表には、DF吉田麻也(サンプドリア)がケガで不参加となることが決定していたが、メンバー発表直後にDF冨安健洋(アーセナル)もケガで辞退することが決定。レギュラーのセンターバック2名がいない中での試合となる。

今回CBとして招集された中では植田直通(ニーム)しか最終予選を経験していない状況であり、谷口にとっても出場となれば初めての経験となる。

国内組のキャンプから参加している谷口は「より最終予選に向けてという心の準備というのは、先日の合宿と比べるとよりスイッチが入っていて、違いはあります」とコメント。気合が入っているようだ。

ケガというネガティブなニュースが続いている一方で、谷口にとっては改めてチャンスが目の前にきている状況。「とにかくいつ出番が来ても良いようにというのはずっと継続して準備してきているつもりですし、代表活動だけでなく、自チームでのトレーニング、リーグ戦も意識してやってきました」と語り、「CBが2人ケガで来れない状況の中、間違いなくチャンスの機会が増えるだろうというのは今回呼ばれたCBはみんな考えていると思います。チャンスをもらった選手が良いパフォーマンスをして、チームの勝利のために発揮することが大事です」と意気込み、「非常に良い準備ができている感覚があります」と自信を窺わせた。

改めて最終予選については「まずは勝ちたいですし、勝つためにできることを全て出すということは変わらないというか、自分のアピールということはほとんど考えていないです。代表チームが勝つことを最優先で考えていますし、そのために自分ができることを発揮する。そこの整理は比較的できています」と語った。

また「自分の持ち味というのもわかっていて、チームにうまく融合させていければ最高ですし、できなくてもがむしゃらに戦って勝つということはどの選手もやると思うので、そのベースを外さずに、賢く戦って行きたいと思います」と持ち味を出して力になりたいとした。

守備面も求められる中、攻撃面も持ち味の谷口。「攻撃面で考えているのはビルドアップのところ。自信を持って臨めると思います。それも相手次第で、相手がどう出てくるかでやり方も変わります」とコメント。「ブロックを敷いてくる相手には、どこにボールを入れるのを嫌がっているのか。ここに入れるとうまくスムーズにいくかは始まらないとわからないです」と、試合が始まってから試したいと語った。

また、「相手を見てどこがうまくいくかを見分けることは自信があるので、ボールを出し入れしながら場所やタイミングは早いタイミングで探ってやれればと思いますし、やれる自信はあります」とし、「揺さぶりながら隙をついていく自信はあるので、そこはやれると思います」と、攻撃の起点としてもしっかりと戦っていけると強い思いを語った。

2022年1月24日(月)16:57

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