サンプドリアの日本代表DF吉田麻也が25日に自身のSNSでもどかしい思いを明かした。
6日に行われたセリエAのカリアリ戦で右太ももを痛め、戦線離脱が続く吉田。22日に日本代表メンバーが発表されたが、招集が見送られ、今月下旬から来月上旬にかけてのカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の2試合欠場が決まった。
吉田は英語で「負けるのよりもケガをする方が嫌です。代表にもクラブにも貢献できないなんて、どうかしてしまいそうだ。繰り返されないように、もっと頑張って、強くなって戻ってきます。逆境は人を強くする」と記した。
また、日本語でも現在の複雑な心境を綴り、「このタイミングで怪我してしまった自分に殺意すら覚えましたが、やれる事に全力を注ぎより強くなって1日も早くピッチに戻れるようにします」と早期復帰に意欲を示している。
日本はグループBの6試合を消化した現時点で自動出場圏内の2位につけるが、3位のオーストラリアとは1ポイント差。今回は中国代表とサウジアラビア代表を相手にしたホーム2連戦だが、アーセナルの日本代表DF冨安健洋も負傷不参加とセンターバック陣の台所事情が厳しいなかでの戦いになる。
【写真】吉田麻也が笑顔の写真で心境を吐露