★新監督初陣のウルグアイが6戦ぶり勝利で暫定4位に! ブラジルはアリソンが退場を2度免れる珍試合に《カタールW杯南米予選》
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カタール・ワールドカップ(W杯)南米予選第15節の3試合が現地時間27日に行われた。
注目を浴びたのはエクアドル代表vsブラジル代表の上位対決。
カタール・ワールドカップ(W杯)南米予選第15節の3試合が現地時間27日に行われた。
注目を浴びたのはエクアドル代表vsブラジル代表の上位対決。3位のエクアドルが首位ブラジルを迎え撃ったビッグマッチは、すでに本戦出場を決めているブラジルが開始6分にMFカゼミロのゴールで先制する展開に。
さらに15分には、エクアドルGKアレクサンデル・ドミンゲスが、飛び出してきたブラジルFWマテウス・クーニャに足裏キックを見舞ってしまい一発退場。エクアドルは早くも数的不利を強いられることになった。
しかし、その5分後にブラジルもDFエメルソンが2枚目のイエローカードを受けて退場に。開始20分で10人対決という珍試合となる。
ただ、試合は激化の様相を呈する。26分にエクアドルのカウンターを防ぐべく、ブラジルGKアリソン・ベッカーがペナルティエリアを飛び出してボールをクリア。だが、この蹴り上げた足が相手FWエネル・バレンシアの顔面に入り、レッドカードが提示された。
ところがVARで確認した結果、アリソンは先にボールクリアを完了させていたとして、レッドカードからイエローカードに変更された。
その後、75分にCKからDFフェリックス・トーレスにヘディングシュートを決められ同点とされたブラジルは、再びVARに救われることになる。
1-1で迎えた後半アディショナルタイム、アリソンがゴール前のハイボールをパンチングでクリアしようとしたところ、猛然と突進してきたFWゴンサロ・プラタと接触し、主審はPKとイエローカードの判定を下す。
これでアリソンは2枚目のイエローカードで今度こそ退場になるはずだったが、VARで確認すると、先にアリソンがクリアしていたとして、ノーファウルの判定に変わった。
結局、試合は1-1で終了。エクアドルにとっては不満の残る結果となった。
11月の予選後、成績不振でオスカル・タバレス監督を解任し、元同国代表だったディエゴ・アロンソ氏を新監督に据えたウルグアイ代表は、パラグアイ代表戦で初陣を迎えた。
序盤からFWルイス・スアレスやDFディエゴ・ゴディンのシュートがクロスバーを叩くなどチャンスを作る中、後半立ち上がりに試合を動かす。スアレスが味方の浮き玉のパスに抜け出し、ボックス左から左足のシュートを突き刺した。
これが決勝点となり、敵地で0-1で勝利。6試合ぶりの白星を挙げたウルグアイは、暫定で4位に浮上している。
そのほか、チリ代表vsアルゼンチン代表は、FWアンヘル・ディ・マリアとFWラウタロ・マルティネスがゴールを挙げたアルゼンチンが、1-2で勝利している。
◆第15節
▽1/27
パラグアイ 0-1 ウルグアイ
チリ 1-2 アルゼンチン
エクアドル 1-1 ブラジル
▽1/28
コロンビア vs ペルー
ベネズエラ vs ボリビア
◆順位表
勝点(試合数/勝/分/負/得点/失点)
1位:ブラジル 36(14/11/3/0/28/5)★
2位:アルゼンチン 32(14/9/5/0/22/7)★
3位:エクアドル 24(15/7/3/5/24/14)
4位:ウルグアイ 19(15/5/4/6/15/21)
ーーーーW杯出場
5位:コロンビア 17(14/3/8/3/16/17)
ーーーー大陸間PO
6位:ペルー 17(14/5/2/7/15/20)
7位:チリ 16(15/4/4/7/16/18)
8位:ボリビア 15(14/4/3/7/20/28)
9位:パラグアイ 13(15/2/7/6/9/19)
10位:ベネズエラ 7(14/2/1/11/9/25)
★カタールW杯出場権獲得
2022年1月28日(金)14:44