★「手応えもなく、実力不足」中国戦で不完全燃焼の田中碧、サウジ戦はゴールに絡む「よりフォーカスしていければ」

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日本代表MF田中碧(デュッセルドルフ)が、サウジアラビア戦に向けて意気込みを語った。

日本代表は、2月1日にカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でサウジアラビア代表と対戦する。

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日本代表MF田中碧(デュッセルドルフ)が、サウジアラビア戦に向けて意気込みを語った。

日本代表は、2月1日にカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でサウジアラビア代表と対戦する。

現在首位のサウジアラビアに対し、必勝が求められる日本代表は、中国代表戦後から再スタート。大一番に向けて調整している。

30日、田中がメディアのオンライン取材に応対。中国戦では最もボールを受けていた選手となったが「試合前には全く話していないですし、ボールをつけて欲しいことは常に言っていますが、思った以上に触っていたのでびっくりしています」とコメント。「ただ、触れば良いということではないですし、ボールを持った瞬間にどういうプレーをするのかは大事ですし、ボランチより1つ前で出ているということは、ゴールやアシスト、より高い位置でのプレーが求められて、まだまだだと思います。物足りないです」と、現状には満足していないと語った。

パス成功率はクラブでも非常に高い田中。その理由については「僕はどちらかというと性格的にポジティブではないので、1本のパスの成功確率とチャンスを天秤にかけたときにミスをしない方に行くので、良い時も悪い時もあります」と判断として成功率を高い方を選んでいるとした。

ただ、「より大胆にプレーできればチャンスを作れると思いますし、天秤にかけたときに通せる技術をつければチャンスになると思います」と、技術を上げて、今はリスクと思うパスを出せるようになりたいとした。

サウジアラビア代表については「前回僕はピッチに経って居ないですが、身体能力も高いですし、スピードもあって技術もしっかりしていて、アジアの中でもすごく強いです」とコメント。「アフリカっぽいというか伸びてくるところもあって、チームとしてやりたいこともハッキリしていて、良いチームだと思います」と印象を語った。

今回はピッチに立つ可能性もあるが攻略については「始まってみないとわからないです」としながらも、「より自分たちがボールを握るところ、相手も握りたいと思うので、守備で相手からどうボールを奪うか。良い形で取れれば良いカウンターにいけると思うので、攻撃のビルドアップと守備のハメ方によると思います」と、しっかりと守備から攻撃に繋げたいとした。

また「前回もカウンターで良いチャンスを作っていて、相手が高い位置を取る分裏のスペースも空くので、ボールの取り方も大事だと思います」と、奪い方も1つポイントになるとした。

サウジアラビア戦はW杯出場に向けても大きな一戦に。W杯については「やはり出なければいけない場所で、たくさんの選手が出場されてきたし、その権利を手に入れてきたので、自分が出ている時に絶やしてはいけないなと思います」とコメント。「日本サッカーが進化する上では出続ける必要があって、世界のトップと戦うのも重要です。内容も求めていますが、より結果にフォーカスしなければいけないです。すごく重要な局面まで来ていますし、次の一戦がW杯に繋がると思います」と、サウジアラビア戦では何よりも結果を求めたいとした。

その中で個人としてやりたいことについては「中国戦では手応えもなく、プレー内容も実力不足だったと思うので、よりクオリティを示さなければいけないです」と語り、「ゴールに近づくこと、ゴールを取ることによりフォーカスしていければと思います」と、得点に絡んでいくプレーを見せたいとした。

2022年1月30日(日)15:16

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