★伊東純也が圧巻の4戦連発! 南野拓実が最終予選初ゴールでサウジアラビアに快勝しW杯王手!《カタールW杯アジア最終予選》

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1日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第8戦、日本代表vsサウジアラビア代表の一戦が埼玉スタジアム2002で行われ、2-0で日本が勝利を収めた。

1月27日に行われた中国戦で、2-0で勝利した日本と、同じく27日にオマーン代表と対戦し1-0で勝利したサウジアラビアの一戦。

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1日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第8戦、日本代表vsサウジアラビア代表の一戦が埼玉スタジアム2002で行われ、2-0で日本が勝利を収めた。

1月27日に行われた中国戦で、2-0で勝利した日本と、同じく27日にオマーン代表と対戦し1-0で勝利したサウジアラビアの一戦。グループの2位と首位の対決となった。

日本は中国戦と同じ11名をピッチに。10月に敗れたサウジアラビア戦からは5名を変更して臨むこととなった。

サウジアラビアはホームから日本へと移動。気温も15度程度低いところでの試合となるが、日本に勝利すれば2大会連続6度目のW杯出場を決める。オマーン戦からは1名を代え、15番のアリ・アル=ハッサンが起用された。

立ち上がりからサウジアラビアはボールを握って攻め込む展開に。日本は背後を狙っていく姿勢を見せていく。

サウジアラビアは4分に大迫へのファウルを取られ、CBのアリ・アル=ブライヒがイエローカードをもらう事態に。その後も大迫へのチャージでファウルと取られるなど、立ち上がりからヒートアップしている。

13分には日本がチャンス。遠藤、伊東、大迫、遠藤と繋ぎ、最後は長友がボックス内からクロス。これはブロックされるが、長友は倒れ込みながらもしっかりとボールをキープし、マイボールにする気迫のプレー。これにはスタンドから拍手が送られる。

すると16分にアクシデント。伊東がボールを奪いにいくと、アブドゥレラー・アル=マルキが負傷。治療に時間がかかり中断する。

アル=マルキは一度ピッチに戻ろうとするが、結局交代。23分にアブドゥマレク・アル・ハイブリが投入された。

日本は24分にチャンス。押し込んでいくと、遠藤の浮き球のパスに大迫が反応。相手にボックス内で倒され、こぼれ球を南野が押し込みにいくが、大迫がオフサイドを取られる。

29分には伊東が魅せる。右サイドでボールを受けると一対一を突破ボックス内からクロスを送るが、GKが弾いてゴールにはならない。

この辺りから伊東が突破を繰り返すと32分に結実する。酒井からの長いスルーパス。伊東が走り出すがアル=ブライヒが対応。しかし、伊東は競り合いに勝つと、一つ持ち出しグラウンダーのクロス。大迫がスルーすると、ボックス中央で受けた南野が相手を1枚剥がしシュート。GKが足で触るが、そのままボールはラインを越え日本が先制する。

ここから徐々に日本が押し込む展開に。41分にもビッグチャンスを迎える。ボックス手前でボールを受けた田中が縦パス。ボックス内で伊東が受け、前を向いてシュートもGKがセーブ。こぼれ球を拾い、南野のパスを田中がシュートしようとしたが、対応されシュートは打てない。

選手交代なしで迎えた後半。日本は立ち上がりから積極的にサウジアラビアゴールに迫る。裏を狙う動きを見せていると50分、ボックス手前で長友が粘りを見せると伊東がトラップから右足一閃。強烈なシュートがゴール左に突き刺さり、日本代表が追加点。伊東は最終予選4試合連続ゴールを達成した。

リードを2点に広げた日本は、その後もアグレッシブな戦いを見せる。前からの守備をハメ込んでいくと62分には持ち出した谷口がスルーパス。裏に抜けた南野がGKと一対一になったが、これはオフサイド。それでも良い攻撃の時間が続く。

日本は68分に長友と大迫を下げ、中山雄太と前田大然を投入。中国戦と同じ交代カードを切っていく。

選手交代、そして疲労も出てきた中、サウジアラビアが徐々に日本陣内でプレーする時間が増えていく。それでも、田中のカバーなどでピンチを凌いでいく。

日本は77分に南野を下げて浅野拓磨を投入。左サイドを活性化させていく。

すると81分には日本がビッグチャンス。守田、前田、酒井とダイレクトで繋ぐと、酒井もダイレクトクロス。これに浅野が飛び込むが、シュートは枠に飛ばない。

86分には田中のパスを受けた伊東が早い段階でクロス。グラウンダーのボールに前田が合わせにいくが、わずかに合わない。

90分には累積警告の可能性があった遠藤に代えて原口元気を投入。すると92分には浅野のパスを受けた田中がボックス内に侵入しシュートを打ちに行くが、相手が先に触り打てない。

最後まで前線からアグレッシブにプレーした日本。試合はそのまま2-0で終了。日本は5連勝として2位をキープし、首位のサウジアラビアに勝ち点差1に迫ることに成功。3月のオーストラリア代表戦で勝利すれば、7大会連続7度目のW杯出場が決定する。

日本代表 2-0 サウジアラビア代表
【日本】
南野拓実(前32)
伊東純也(後5)

2022年2月1日(火)21:08

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