オーストラリア代表の守護神でありキャプテンのGKマシュー・ライアンが、オマーン代表戦を振り返った。オーストラリア『ヘラルド・サン』が伝えた。
1日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でオーストラリアはオマーンとアウェイで対戦した。
グループ3位につけているオーストラリア。2位の日本との勝ち点差は「1」となっており、試合に先立って行われた日本代表vsサウジアラビア代表の一戦では日本が2-0で勝利。3月の直接対決で逆転を目指すためにも勝利が必要な状況だった。
試合は15分にジェイミー・マクラーレンがゴールを決めて先制するも、後半早々の54分にアブドゥラ・ファワズにゴールを許し同点に。それでも79分にアーロン・ムーイが値千金の勝ち越しゴールを決めてリードする。
このまま勝ち点3を獲得すると思われた中、87分にPKを与えてしまう落とし穴が。このPKをアブドゥラ・ファワズにしっかりと決められ土壇場で2-2の同点に。そのままドローに終わった。
試合終了間際に被弾してしまったオーストラリア。ライアンは敗戦を振り返り、この後の対応をどうすべきかが重要だと語った。
「僕はとても失望している。ここに来て、良い準備をした。ただ、最後に試合から何かを奪うには不十分だった」
「今回の予選では初めてのことではない。そこから学ばなければいけないし、まだ可能性は残されている。これからも全力を尽くす」
「ちょっとした苦難に直面した時、どう対応するかが重要だ。今はそれに集中しなければいけない」
決戦は3月24日。オーストラリアはホームに日本を迎え、同29日にはアウェイでサウジアラビアと対戦する。
【動画】日本には追い風! 土壇場ドロー、オマーンvsオーストラリア