信じがたい環境下でワールドカップ予選が行われていた。
異常事態が起こったのは、3日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)北中米カリブ海予選の第11節、アメリカ代表vsホンジュラス代表の一戦だ。
この試合はアメリカのミネソタ州セントポールにあるアリアンツ・フィールドで行われた。
スタジアムは通常の屋外スタジアム。屋根もスタンドにあるだけであり、ドーム型になっていなかったが、試合が行われていた時間帯の最低気温が-19℃というから驚きだ。
信じられない気温の中で行われた試合。選手は手袋をするのはもちろんのこと、ネックウォーマーをつけ、インナーも長袖を着て戦った。
また、アーセナルが獲得に近づいているとされていたアメリカ代表GKマット・ターナーは頭を覆う防寒具をつけてプレー。腰にも防寒具を巻いてプレーしたようだ。
そのターナーは、ハーフタイムや試合後には毛布に身を包んで防寒。ファンもまるでスキー場に集まっているかのうようないでたちとなっていた。
【写真】-19℃と極寒の中でGKが完全防寒