★「ロシア代表と対戦することはない」W杯予選POでロシアと対戦するポーランド、改めて対戦拒否しFIFAの対応に苦言

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ポーランドサッカー協会(PZPN)は27日、改めてロシア代表との対戦を拒否する声明を発表した。

24日早朝、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ウクライナへの軍事侵攻を決断。

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ポーランドサッカー協会(PZPN)は27日、改めてロシア代表との対戦を拒否する声明を発表した。

24日早朝、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ウクライナへの軍事侵攻を決断。多くの犠牲者を出しているこの攻撃は、今もなお続いている。

サッカー界でも多くの非難がロシアに集まり、PZPNはスウェーデンサッカー協会(SvFF)、チェコサッカー協会(FACR)との共同声明を発表し、ロシアでの試合を拒否する旨を明かしていた。

その後、欧州サッカー連盟(UEFA)や国際サッカー連盟(FIFA)もロシアへの対応を発表。FIFAは、ロシアでの試合開催を認めない他、ロシアというチーム名や国旗、国歌の使用を禁ずるなどの措置をとった。

しかし、この対応には甘さがあると指摘も出ている中、3月のカタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフでロシア代表と対戦することとなるポーランド代表が試合を拒否。改めて、戦う気がないとした。

「ポーランドサッカー協会は、ウクライナに対するロシアの残忍な攻撃とそこで行われている戦争の結果、ワールドカップへ出場するためのプレーオフでロシア代表と対戦することはないと宣言します。ロシアの選手で構成されるチームの名前や、試合の場所に関係なくです」

「世界のほぼ全ての場所で非難されているロシアのウクライナ侵攻に直面し、これが我々が下すことができる唯一の決定です。ロシア代表チームと試合でのパフォーマンスは、我々の代表者だけでなく、サッカーコミュニティ全体にとっても恥ずべきことであり、ウクライナ国民との連帯を否定することになります。サッカー協会として、我々はロシアチームとのプレーオフの試合に参加することを拒否します」

「同時に、我々はFIFAに対し、独立したウクライナの領土で、毎日確認されている残忍な暴力に即座に対応するよう要請します。FIFAの人権方針が単なる紙の言葉以上のものである場合、2022年のカタールW杯の出場権争いからロシアサッカー協会を排除するときが今です」

2022年2月28日(月)22:15

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