ロシアからの軍事侵攻を受けるウクライナに対し、両チームの選手が連帯の意を示した。
1日、FAカップ5回戦ピーターバラvsマンチェスター・シティの一戦がウェストン・ホームズ・スタジアムで行われ、2-0でシティが勝利を収めた。
ロシアからの軍事侵攻を受けるウクライナに対し、両チームの選手が連帯の意を示した。
1日、FAカップ5回戦ピーターバラvsマンチェスター・シティの一戦がウェストン・ホームズ・スタジアムで行われ、2-0でシティが勝利を収めた。
この試合ではキックオフ前、両チームの選手がウクライナ国旗を持ってピッチへ入場。ウラジーミル・プーチン大統領の決断により、ロシアから軍事侵攻を受け続けているウクライナに対し、連帯の姿勢を示した。
また、この試合ではマンチェスター・シティのウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコがキャプテンマークを巻いて試合に臨んだ。普段であればMFフェルナンジーニョでアームバンドを巻くが、チームが計らいを見せた恰好だ。
ウクライナへの連帯を示す行為が称賛を集める一方で、『ESPN』の動画には「ダブルスタンダード」だという声も寄せられている。
「人種差別にはノーと言うが、中東の人々やアフリカの問題には口を出さない」、「しかし、彼らはパレスチナの旗を許可していません」、「イラク、シリア、アフガニスタンがこのような問題に直面しても、誰も何も言わないだろう」など、不公平感を募らせるものもおり、国際問題の複雑さを露呈させている。
【動画】ジンチェンコたちがウクライナ国旗を持って入場、観客も国旗を掲げる