レアル・マドリ―のブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが持ち前のテクニックを見せた。
マドリーは14日、ラ・リーガ第28節でマジョルカとアウェイで対戦。ヴィニシウスは左サイドで先発すると、前半から躍動。FWカリム・ベンゼマとともにマジョルカゴールに迫っていく。
中でもその破壊力が際立ったのが前半終了間際の44分のシーン。左サイドでボールを受けたヴィニシウスは、マークマンのDFパブロ・マフェオと並走してボックス左に侵入。減速してから中に切れ込むと、マフェオはついていけずにそのまま転倒。ヴィニシウスはカットインでゴール前まで行った後、ヒールでDFダビド・アラバに繋げていた。
アラバのシュートは相手DFに防がれたものの、ヴィニシウスの切れ味抜群のドリブルには「触れさせることすらしない」、「キレキレだな」、「左サイドのスペシャリスト」と絶賛の声が集まった。
また、この試合にはマドリーからマジョルカにレンタル移籍している日本代表MF久保建英が左サイドで先発していたこともあり、「これが久保の将来のライバルか」マドリーのEU圏外枠を争った2人を比較する声もあがっていた。
マフェオの粘り強い対応に苦戦する場面もあったものの、後半にはチームの先制点となるゴールも決めており、改めてその能力を示したヴィニシウス。来季からはパリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・ムバッペの加入も噂される中、着実に結果を残している。
【動画】相手DFは勢い余って転倒!ヴィニシウスのキレキレなドリブル