★チームメイトが多いイタリアとW杯を懸けて対戦するMFエルマス、出場停止もピッチ外からサポート「彼らの選手も戦術も熟知している」
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北マケドニア代表のMFエリフ・エルマスがイタリア代表との試合を前に慎重を期した。『UEFA.com』がコメントを伝えている。
北マケドニア代表のMFエリフ・エルマスがイタリア代表との試合を前に慎重を期した。『UEFA.com』がコメントを伝えている。
24日に行われるカタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフ(PO)の準決勝でイタリアとの対戦を控える北マケドニア。1993年にユーゴスラビアから分離独立して以降W杯への出場がないものの、グループJでルーマニア代表からの逃げ切りに成功して2位で通過し、POへの進出を決めた。
本大会初出場に向けて順調なスタートかと思われたが、ユーロ2020を制した強豪との対戦を前に長身のベテランFWアディス・ヤホビッチを負傷で欠き、ナポリに所属するエルマスが出場停止。試合前のインタビューに応じたエルマスは、自身がピッチ上で貢献できないことを悔やみつつも北マケドニアの成功のために尽力できると語った。
「とても難しい試合になるだろうし、可能な限り最高のレベルで試合に臨まなければならない。勝ちたいのであれば、1ミリたりとも狂いがあってはいけない。相手が誰であろうと、たった1回の試合だ。11人の選手がピッチに立つ、ただそれだけのことなんだ。W杯に出場することができれば、それは北マケドニアにとって最大の出来事になると思う」
「僕が出場停止中にもかかわらずチームの助けになれるのは、彼らの選手も戦術も熟知しているからだ。ほぼ全員知っている。ロレンツォ・インシーニェをはじめとする多くの選手がナポリでプレーしている。僕は間違いなく多くの場面で監督を助けることができるよ。チームメイトをピッチ上で助けられないのは本当に申し訳ないと思う」
2022年3月24日(木)16:37