★韓国がイラン撃破で首位浮上! UAE敗戦でPO争いは3チームの争いに《カタールW杯アジア最終予選》

Getty Images
カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のグループA第9節が24日に行われた。

すでにW杯本大会行きを決めた2位の韓国代表(勝ち点20)と、首位のイラン代表(勝ち点22)による首位攻防戦は、ホームの韓国が2-0で勝利した。

記事全文

カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のグループA第9節が24日に行われた。

すでにW杯本大会行きを決めた2位の韓国代表(勝ち点20)と、首位のイラン代表(勝ち点22)による首位攻防戦は、ホームの韓国が2-0で勝利した。

すでに目標達成も首位通過を狙う韓国は、GKキム・スンギュ(柏レイソル)やソン・フンミン、ファン・ヒチャン、ファン・ウィジョ、キム・ミンジェら主力をスタメンで起用した。

立ち上がりからホームの韓国がボールの主導権を握る展開となったが、イランの堅守を前になかなか決定機まで持ち込めない状況が続く。
互いにフィニッシュの数が増えていかないクローズな展開のまま、前半終盤を迎えるが、韓国のエースが試合を動かす。前半アディショナルタイム1分、相手陣内中央左でルーズボールを拾ったソン・フンミンがそのままドリブルでボックス手前まで運んで右足を一閃。鋭い無回転シュートはGKの守備範囲に飛んだが、手を弾いて足に当たったボールがそのままゴールネットを揺らした。

エースの強烈な一撃によって1点リードで試合を折り返した韓国は、後半立ち上がりにソン・フンミン、クォン・チャンフンと続けて際どいシーンを作り出すなど、攻勢を仕掛けていく。

すると、63分にはセットプレーの二次攻撃でボックス左をえぐったファン・ヒチャンからのプルバックをイ・ジェソンがワンタッチでゴール前に流すと、これを攻め残っていたキム・ヨングォンが冷静に押し込み、自分たちの流れの中で追加点を奪い切った。

その後、ゲームコントロール優先の支配運びにシフトしたホームチームが、攻撃的なカードを切ってきたイランの反撃を危なげなく凌ぎ切り、ホームで2-0の勝利。首位攻防戦を制し、最終節を前に首位に浮上した。

グループB3位が確定したオーストラリア代表が待つアジア・プレーオフ行きを目指す3位のUAE代表(勝ち点9)は、敵地で5位のイラク代表(勝ち点5)と対戦し、0-1で敗戦した。

この結果、今節でのプレーオフ進出を逃したUAEは、ホームで戦う韓国との最終節で自力での突破を目指すことに。一方、UAEとの勝ち点差を1ポイントに縮めたイラクは、最終節の相手が最下位のシリアとなるため、逆転でのプレーオフ進出に十分な可能性を残している。

また、逆転でのプレーオフ進出を目指す4位のレバノン代表(勝ち点6)は、すでに敗退が決定した最下位のシリア代表とホームで対戦し、0-3で大敗。UAEの敗戦によって可能性は残ったものの、最終節ではイラン相手の勝利且つ、上位2チームの取りこぼしが必要な状況に。

韓国代表 2-0 イラン代表
【韓国】
ソン・フンミン(45分+1)
キム・ヨングォン(63分)

レバノン代表 0-3 シリア代表
【シリア】
アルディン・ダリ(33分)
マルディキアン(38分[PK])
アル=マームール(44分)

イラク代表 1-0 UAE代表
【イラク】
フセイン・アリ(53分)

2022年3月25日(金)5:45

mixiチェック
LINEで送る
戻る
© livedoor