★癌でもサッカーを続ける少年へ…プリシッチが“芋虫”パフォーマンスの理由を打ち明ける

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チェルシーに所属するアメリカ代表FWクリスチャン・プリシッチが自身のゴールパフォーマンスの理由を明かした。イギリス『talkSPORT』が伝えている。

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チェルシーに所属するアメリカ代表FWクリスチャン・プリシッチが自身のゴールパフォーマンスの理由を明かした。イギリス『talkSPORT』が伝えている。

アメリカ代表の一員としてカタール・ワールドカップ(W杯)北中米カリブ海予選に臨んでいるプリシッチ。27日に行われたパナマ代表戦ではハットトリックの活躍を見せ、5-1の大勝に貢献。プリシッチはゴール直後、ピッチに横たわりながら体を波打つように動かす芋虫のパフォーマンスを披露していた。

プリシッチはこのパフォーマンスについて、試合前に出会った15歳の少年メイソン・オグル君に向けてのものだったと明かしている。

オグル君は癌の一種である骨肉腫と診断されながら、化学療法を受け、ヒザに人工関節をつけて学校のサッカーチームでプレーを続けており、この試合のマッチデーアンバサダーを務めていた。

「昨日、本当に特別な人に会ったんだ。彼の名前はメイソンで、僕が得点したら芋虫セレブレーションを見せてほしいというのが彼のリクエストだった。そのためのものだったんだ」

感動的な話だがチームメイトからは意外なところにツッコミが入っている。

FWヘスス・フェレイラは「ああなるは思ってもいなかった。その時僕は驚いたけど、興奮したよ。ゴールを決めたときに一番いいのはセレブレーションだと思うし、彼は芋虫セレブレーションをやってのけたから、8点くらいかな。10点は付けられないね、だって後ろに下がらなかったんだもん」と評価している。

さらに、MFポール・アリオラも「柔軟性だけなら5点かな。もう少し柔らかさがあった方がいい気がしたが、僕にはできないから、誰が判断するんだろうね?」とやや辛めの評価を下している。

【動画】なぜか同僚からは辛め評価だったプリシッチの芋虫セレブレーション



2022年3月30日(水)5:35

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