29日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の日本代表vsベトナム代表の一戦が埼玉スタジアム2002で行われ、1-1で引き分けた。超WSの選手採点と寸評は以下の通り。
▽日本代表採点
©CWS Brains, LTD.
※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし
GK
1 川島永嗣 5.5
久々の出場となったが6試合ぶりの失点。失点シーン以外はほぼプレー機会なし。
DF
3 谷口彰悟 5.5
守備面では落ち着いてプレー。縦パスを見せるシーンもあったが特徴を出し切れなかった。
16 山根視来 5.5
前半は久保を気にしたプレー。伊東が入った後半はより攻撃に関与。
20 中山雄太 5.0
CKでマークを外してしまい失点。思い切りの良いプレーを見せられず。
22 吉田麻也 6.0
パスカットからドリブルで持ち上がりこぼれ球に詰めて同点弾。2点目を逃したのは痛かった。
MF
7 柴崎岳 6.0
守備では読みを生かし、攻撃では一発のパス、展開を変えるパスを見せる。
(→17 田中碧 5.5)
精力的な動きを見せ、逆転のネットを揺らすもゴール認められず。
8 原口元気 6.0
どうサイドの久保を見て気の利いたポジショニング。バランスをとりながら、後半は前に顔を出して先制点に繋がるシュート。
(→13 守田英正 6.0)
遠藤不在のためアンカーで起用。気の利いたプレーや積極的に前線に顔を出す動きを見せ攻撃に絡む。
15 旗手怜央 5.5
日本代表デビュー戦。精力的に動き顔を出していたが前半のみのプレーに。
(→14 伊東純也 5.5)
後半から登場し右サイドを活性化。何度も切り裂いてチャンスメイク。
FW
9 上田綺世 5.5
再三裏を狙う動き出しを見せる。後半はよりゴールに近い位置でプレーしチャンスに絡むもゴール決められず。
11 久保建英 5.0
右サイドの突破、中央に入ってのボールに絡むなど積極的なプレーも警戒され違いはなかなか見せられず。後半は中央に入り動きが改善。
(→10 南野拓実 5.5)
トップ下に入りゴールに近い位置でプレー。もう少し連携を見せたかった。
21 三笘薫 6.0
再三左サイドを仕掛けてチャンスを作るも引いて守るベトナム守備陣を崩せず。連携を使ったプレーは見せられなかった。
監督
森保一 5.5
W杯出場を決めた凱旋試合でドロー。予選最終戦を勝利で締めくくれなかったが、これまで起用できなかった選手を試すことができたことは収穫。課題をどう解消していくかが重要になる。
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
吉田麻也(日本)
チームに気合いを入れる持ち出しからの同点ゴール。気迫を見せたが、2点目を決めていれば本当のヒーローに。
日本代表 1-1 ベトナム代表
【日本】
吉田麻也(後9)
【ベトナム】
グエン・タイン・ビン(前19)