★韓国撃破のUAEがオーストラリア待つプレーオフ進出! イランが逆転で首位フィニッシュ《カタールW杯アジア最終予選》

Getty Images
カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のグループA最終節が29日に行われた。

韓国代表(勝ち点23)とイラン代表(勝ち点22)のW杯ストレートインが決定し、今回の最終節では3位のUAE代表(勝ち点9)、4位のイラク代表(勝ち点8)、5位のレバノン代表(勝ち点6)の3チームによる、アジア・プレーオフ進出争いに注目が集まった。

記事全文

カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のグループA最終節が29日に行われた。

韓国代表(勝ち点23)とイラン代表(勝ち点22)のW杯ストレートインが決定し、今回の最終節では3位のUAE代表(勝ち点9)、4位のイラク代表(勝ち点8)、5位のレバノン代表(勝ち点6)の3チームによる、アジア・プレーオフ進出争いに注目が集まった。

自力での突破の可能性を残すUAEは、ホームにグループ首位の韓国を迎え撃ち、1-0で勝利した。

一部メンバーを入れ替えるも、ソン・フンミンやファン・ヒチャン、ファン・ウィジョら主力をスタメンで起用した韓国が立ち上がりからボールの主導権を握る展開に。しかし、モチベーションで勝るUAEも粘り強い守備からのカウンターできっちり応戦。前半終了間際の43分には韓国が右CKの二次攻撃からファン・ヒチャンにビッグチャンスも、見事な右足のボレーシュートはクロスバーを叩いた。

結局、ゴールレスで折り返した試合は後半立ち上がりに動く。54分、左サイドでのUAEのスローインの流れからアル・バルシがハイラインの背後へ頭で出したスルーパスに抜け出したハリブ・アブダラーがボックス内に持ち込んでGKとの一対一を制した。

グループ首位通過に向けて勝利が必須の韓国は、ここから攻勢を強めていく。60分には右サイドでキム・テファンが上げたクロスをゴール前のファン・ウィジョがドンピシャのヘディングシュートで合わすが、これは相手GKのビッグセーブに阻まれる。

その後、試合終盤にかけても韓国の攻勢が続く中、試合終了間際にはボックス手前左好位置で得たFKをキッカーのソン・フンミンが直接狙ったが、壁にディフレクトしてゴール方向に向かったシュートはGKの好守に阻まれた。

この結果、ホームで韓国を撃破したUAEのアジア・プレーオフ進出が決定。同国は6月7日にグループB3位のオーストラリア代表と大陸間プレーオフ進出を懸けた大一番に臨む。

その他の試合ではイランがレバノンを相手にアズムン、ジャハンバクシュという主力アタッカーの活躍で2-0の勝利を収め、逆転での首位通過を決定。また、逆転でのプレーオフ行きを目指したイラクは、敵地でシリアと1-1のドローに終わっている。

◆アジア最終予選グループA最終順位
(勝ち点、得失点)

1.イラン 25pt +11
2.韓国 23pt +10
――W杯ストレートイン――
3.UAE 12pt 0
――W杯アジア・プレーオフ――
4.イラク 9pt -6
5.レバノン 6pt -2
6.シリア 6pt -7

UAE代表 1-0 韓国代表
【UAE】
ハリブ・アブダラー(54分)

イラン代表 2-0 レバノン代表
【イラン】
アズムン(35分)
ジャハンバクシュ(72分)

シリア代表 1-1 イラク代表
【シリア】
アル・ダリ(3分)
【シリア】
アイマン・フセイン(31分)

2022年3月30日(水)0:47

mixiチェック
LINEで送る
戻る
© livedoor