★レアルと契約切れるベイル、去就はW杯次第と代理人「まだ何も話し合っていない」

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今シーズン限りでレアル・マドリーとの契約が切れるウェールズ代表FWガレス・ベイル(32)だが、その去就はワールドカップ(W杯)次第になるようだ。

ウェールズ代表はカタールW杯の出場を目指し、欧州予選のプレーオフに臨んだ。

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今シーズン限りでレアル・マドリーとの契約が切れるウェールズ代表FWガレス・ベイル(32)だが、その去就はワールドカップ(W杯)次第になるようだ。

ウェールズ代表はカタールW杯の出場を目指し、欧州予選のプレーオフに臨んだ。1958年のスウェーデン大会以来、16大会ぶり2回目のW杯を目指した中、プレーオフ準決勝ではオーストリア代表相手に2-1で勝利し、決勝へと駒を進めた。

しかし、対戦相手となるスコットランド代表vsウクライナ代表の試合は、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の影響で延期に。6月まで行われず、ウェールズのW杯出場はお預けとなっている。

シーズン終了までW杯の行方が決まらないウェールズだが、エースであるベイルは去就問題が。今シーズンはマドリーで公式戦5試合に出場し1得点、プレータイム270分と3試合分しかプレーしていない中、ウェールズ代表としてはプレーオフ準決勝のオーストリア戦で2ゴールの活躍を見せるなど気をはいている。

そのベイルに関して、代理人であるジョナサン・バーネット氏がイギリス『BBC』で去就についてコメント。W杯の行方次第になるとした。

「まだ何も話し合っていない」

「ワールドカップでのウェールズの状況がわかったら、それについて話し合うだろう」

カタールW杯は11月に開幕。新シーズンをどこで過ごすかで、W杯に向けたコンディション作りに大きな影響が出ることとなる。

ベイルとマドリーの関係は良い状態ではなく、ここ数年は中国スーパーリーグの江蘇蘇寧への移籍に近づいた中で破談となったり、トッテナムへのレンタル移籍を経験するなどし、復帰してもほぼ構想外という状況。仮にウェールズが64年ぶりにW杯に出ることが決まった場合、ベイルはコンディションを整えることが難しくなると予想されている。

超高額な年俸を払えるクラブは少なく、移籍先を見つけるにはかなりの譲歩を本人がする必要がありそうだが、ベイル自身もW杯出場の行方が決まるまでは、クラブについて話す気はないとした。

「僕はそれについてまったく考えていない。僕たちがこの状況になることを知っていたので、唯一の焦点はW杯だった」

「将来について考えると、自分の中で疑心暗鬼になってしまうと思った。だから、それについて考えていない」

違いを見せるパフォーマンスはまだまだ出せるベイル。お荷物の印象が強くなっているが、果たしてどのクラブで来季プレーするのか。まずは歴史的なW杯出場を決めたいところだ。

2022年3月30日(水)22:04

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